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地下と外
ユウシが気がつくと、
いつの間にか誰かの腕に抱かれていた。
「あ!?」
それに気づいたユウシは、慌てて降りようとする。
「あ…あの…」
降りて、自分を抱いていた人物を見つめるユウシ。
「………!」
その人物を見ていると、その人物の背景がよく見知った場所だということに気がついた。
─此処は…屋敷………?
でも………全部灰色…。
………………あ。
「お、お嬢様は!皆は!?」
目覚める前に見ていた回想という名の夢の記憶を思い出して、ユウシは慌てて探そうとする。
しかし、フードを被った謎の人物に手を取られた。




