↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
結婚の約束をしたはずの幼馴染が、留学先の隣国から帰ってきません!  作者: 緑子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/9

5.デュークの失態

デュークは、冷や汗を垂らしながら、ただただ固まっていた。

ミランナの父親は、この国の筆頭侯爵であったのだ。

デュークの国では、何代か前の国王夫妻の尽力があり、貴族や王族が愛人を囲うことはタブーとされていた。そのため、そのような風習はなく、デュークもすっかり念頭になかったのだ。

よくよく考えれば分かりそうものである。

ミランナが平民なのに貴族学園に通えているのも、母親が寮母をしているから特別なんだろう、くらいに思っていたのだ。迂闊だったとしか言いようがない。


(あぁ、くそっ。油断した。)


複雑な出自を持つ平民の娘の結婚相手に、隣国の男爵令息は、これ以上にない持ってこいの相手であった。

この国の筆頭侯爵が、そんなデュークを逃すわけがなかった。


(こんなつもりじゃなかった。なんで、こんなことに。くそっ。失敗した。失敗した!)


いくら後悔したところで、デュークにはもう、なす術はなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。