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第7話 犯人

「バスドラムが見つかったって」


大石さんと田中君が驚いて言う。


「それで犯人は?」と田中君


「それはまだですね」と明智さん


「君達がほんとに見つけるとは……」と大石さん


「君達ではありません。わたくし明智がです」


「犯人の目星はついてるの?」と田中君


「いや~、そのう。なんとなくは」と口ごもる明智さん


「教えてくれ」と大石さん


「完全にわかるまでは言えません」


「疑ってるのは誰かだけでも」と大石さん


「わたしは最後の瞬間まで、


誰であろうと疑ってかかることにしています」


灰色の脳細胞を武器とする名探偵の言葉を言う明智さん


「まあ、でも見つかってよかった」と古山先生


「ではちょっと失礼」と言って音楽室から出ていく明智さん。


進藤さんも追いかけていく。


「明智さん待って下さい。何処に行くんですか?」


「誰にも邪魔されない場所」


そういうとやって来たのは、生徒会室であった。


中に入ると、明智さんはガッツポーズ。


「どうだ、進藤。私が発見したぞ」とやや興奮状態。


「すごいですね。でも犯人を捜さないと完全ではないですよ」


「そこなんだが進藤。犯人だが業者の人は男子生徒と言った。


吹奏楽部は女子の方が圧倒的に多い。


男子は、大石・田中・名倉と後は2人ぐらいだ。誰だと思う?」


「そうですねえ。大石さんは部長だからそんなことしますかね。


それは副部長の田中君もです。名倉君は自分で担当楽器を隠した?


あまり想像がつかないですね。あとの2人は日曜に来てないので


違うでしょう。あっ名倉君も日曜来ていないか」


「ふむ。残りは他校の生徒だが、音楽室に入り、業者に指示を


するのは無理だろう。つまり大石か田中だ」


「あの2人のどちらかが」


「不可能なことがらを消去していくと、


よしんばいかにあり得そうになくても、


残ったものこそが真実である」


世界一有名なベイカー街の探偵の言葉を言う明智さん


「これからどうします?」


「聞き込みだな」そういうと職員室に向かった。


明智さんは先生方に、日曜出勤したか聞いて回っている。


皆出勤してないと言うが、


最後に聞いた家庭科の先生が部活で学校に来たと言った。


「先生。私が知りたいのは、


日曜に吹奏楽部の人を見かけたかです」と明智さん


「大石君は職員室前の廊下ですれ違いましたね。」


「何時ごろ」


「15時ぐらいじゃなかったかしら。あと田中君もみましたね。


13時頃職員室で見ました」


「ありがとうございます」


「進藤。後は動機だ」

次回最終回

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