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【コミカライズ】【電子書籍化】【ゲーム化】左遷された悪役令嬢、前世がvtuberだったので田舎でスローライフします〜婚約破棄×パーティ追放×左遷ですが、めげずにざまぁします〜  作者: ムポゥ神父
三章 乙女ゲームのヒロインに転生したけど、悪役令嬢が不在なせいでイベントが起きません!〜魔王討伐譚〜

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31話 星の輝きⅦ


デルタとヴァルドが倒れ、戦場には星輝の残光と深淵の残滓だけが漂っていた。

 だが、終末時計オークル・マーサはまだ健在だった。


「……二人を倒したか。ならば、私も本気を出そう」


マーサが掲げる巨大な砂時計が、低く唸りを上げる。

 砂が逆流し、時間が歪む。

 ラトソルの星輝がそれを押し返すように輝いた。


「レオン、ここは私がやる。下がって」

「でも——」

「大丈夫。もう十分戦った」


レオンは悔しげに唇を噛んだが、ラトソルの背中を信じて一歩退いた。

次の瞬間、時間と星光が激突した。

砂時計の針が狂ったように回転し、周囲の時間が伸び縮みする。

 ラトソルの動きが遅く見えたかと思えば、一瞬で加速し、星光がマーサの肩を焼いた。


「……やるな、星輝の支配者」

「あなたの時間操作……厄介だね」


互いに一撃ごとに命を削るような攻防が続く。

 星光が砂を焼き、砂が星光を削る。

 どちらも一歩も引かない。

やがて、マーサの砂時計に亀裂が走った。


「……限界か」

「私も……そろそろ限界だよ」


ラトソルの星輝も、輝きが不安定に揺らいでいた。

 それでも、彼女は最後の力を振り絞る。


「星の行進——終章」

「終末時計——最終刻」

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