↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生したら、胸が透けて見える世界だった  作者: M


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
60/237

東門の外にて

続き ― 東門の外にて

東門を出ると、すでに数人の冒険者が草原の一角に集まっていた。ギルドの職員が簡易的な縄を張り、周囲を警戒している。

ミリアの姿もあった。彼女は普段の受付服のまま、胸元の薄いブラウスを風に揺らしている。こちらに気づくと、にっこりと笑って近づいてきた。

「勇者様のパーティですね。朝早くからありがとうございます。目撃情報は、あの岩の陰あたりです。小型ですが、体色が通常のゴブリンと違い、魔力の反応が強いとのことです」

リナが周囲を見渡し、半透明の胸当てを軽く押さえる。

「まだ姿は見えないね。接近する前に、軽く循環しておく?」

セラが盾を構えながら頷く。

「お願いします。不意打ちされても対応できるように」

俺がセラの胸に手を置き、続いてリナの胸に触れると、二人の魔力が短時間で流れてきた。エルも自分の胸を軽く整え、感知の準備を整える。

ミリアが俺の方を見て、柔らかく言った。

「私の感知でも、あの方向に少しだけ異質な魔力を感じます。強くはありませんが、普通のゴブリンとは明らかに違います。慎重にどうぞ」

四人はミリアに軽く頷き、岩の陰へ向かって慎重に歩き始めた。

草原の風が吹き、遠くで小さな気配が動いた気がした。

珍しい魔物との遭遇が、もうすぐそこまで近づいていた。

(続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。