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異世界転生したら、胸が透けて見える世界だった  作者: M


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洞窟での戦闘

洞窟での戦闘(さらに詳細)

薄暗い洞窟の奥、湿った岩壁に囲まれた空間で、ゴブリン三匹と小型の洞窟狼が一匹が休んでいた。

こちらに気づいた洞窟狼が低く喉を鳴らし、前足で地面を掻いて飛びかかる。セラが反射的に前へ踏み出し、盾を左斜めに構えた。金属と魔導素材が混ざった盾の表面が、薄暗い光を反射する。

「触れてください!」

俺はセラの右半歩後ろに入り、右手を伸ばして半透明の胸当てに掌を密着させた。布と魔導素材越しに、乳房の柔らかさと熱がはっきりと伝わる。指が沈み込み、先端の硬さを捉えた瞬間、セラの体がびくりと小さく震えた。防御の魔力が盾の縁を青白く走り、洞窟狼の爪撃を受け止める。

衝撃でセラの体がわずかに後ろへ押される。胸当てが揺れ、掌の中で乳房が形を変えた。それでも彼女は歯を食いしばり、盾を安定させる。

右側からゴブリンの一体が、錆びた棍棒を大きく振り上げて迫ってきた。俺は左手を素早く伸ばし、リナの半透明の胸当てに触れる。指先が布の下の先端を捉え、軽く押すとリナが短い息を吐いた。

「っ、加速……!」

リナの姿が残像を引くように動き、ゴブリンの死角へ回り込む。短い刃がゴブリンの手首を浅く斬り、棍棒が勢いを失って岩壁に当たった。ゴブリンが痛みに叫び、後退する。

もう一匹のゴブリンが後方から小石を投げてくる。エルがローブの袖を翻し、短く詠唱した。足元に細い光の線が走り、飛来した石の軌道をわずかに逸らす。石はセラの盾の横を通過し、岩壁に当たって砕けた。

洞窟狼が再度牙を剥いて低い姿勢を取る。俺はセラの胸から手を離さず、魔力を剣に集中させた。刃を狼の肩口に滑らせ、深く入れずに引き戻す。皮が裂け、血が少量飛んだ。狼が痛みに甲高い声を上げ、洞窟の奥へ後ずさる。

「十分です! 離脱してください!」

エルの声が洞窟に響く。

四人は同時に向きを変えた。セラが盾を後ろに構えながら後退し、リナが側面を警戒する。俺は最後にセラの背中に手を添え、胸当て越しに一度だけ魔力を補うように触れてから、入り口へ向かって走る。

後ろからゴブリンの怒号が聞こえたが、追撃の足音はすぐに遠ざかっていった。

洞窟の出口から外の光が差し込み、四人は無事に外へ出た。

セラが盾を下ろし、大きく息を吐く。半透明の胸当てが激しく上下し、乳房が揺れて先端の位置が透けて見えた。

「……受け止めました。勇者様の手、熱かったです」

リナが自分の胸を軽く押さえながら、息を弾ませて笑う。

「動きは悪くなかったよ。でも洞窟の天井、低すぎて跳べなかった」

短いながら、互いの位置と魔力の受け渡しが明確に刻まれた戦闘だった。

(続く)

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