戦術の具体案を提示する
戦術の具体案を提示する
飲食店での打ち合わせで、具体的な戦術案がまとまっていった。
基本陣形
前衛:セラ(盾)+相手パーティの盾役
中衛:相手パーティの攻撃役の戦士
側面:リナ(加速)
後方:エル+相手の魔法使い
勇者はセラの横で魔力補充と斬撃を担当
戦闘時の流れ
遭遇したら、二枚の盾で正面を固める。
俺がセラと相手盾役の胸に交互に触れ、防御魔力を補充。
リナが加速を受け取り、側面から削る。
エルと相手魔法使いがフェアリーの浄化光を受けながら、拘束と支援を同時に行う。
循環のタイミングがずれそうなときは、フェアリーが優先的に魔力の質を整える。
連絡方法
短い声かけ(「補充」「側面」「拘束」)でタイミングを合わせる。
フェアリーの光の強弱も、簡易的な合図として活用。
相手の魔法使いが頷く。
「フェアリーさんがいると、両方の魔法が安定しそうですね。この案で進めましょう」
六人は具体的な戦術を共有し、翌日の合同巡回に備えた。
戦術のシミュレーションを行う
打ち合わせのあと、七人はギルドの訓練場で簡単なシミュレーションを行った。
訓練用のゴブリンが数体出現し、合同陣形で対応する。セラと相手の盾役が並んで前に立ち、俺が交互に胸へ触れて防御魔力を補充。リナが側面から加速で斬り込み、エルと相手の魔法使いがフェアリーの光を受けながら同時に魔法を放った。
最初はタイミングが少しずれたが、二度目のシミュレーションではスムーズに連携が取れた。フェアリーが双方の胸の近くを舞い、魔力の質を安定させると、魔法の精度が明らかに上がる。
相手の盾役が息を弾ませながら笑う。
「補充のタイミング、わかりやすいです。フェアリーさんのおかげで、乱れが少ない」
エルが静かに頷く。
「シミュレーションとしては十分です。本番でもこの流れを維持しましょう」
六人は戦術のシミュレーションを終え、合同巡回への自信を深めていった。
(続く)




