他の冒険者のパーティと合同の依頼を受ける
他の冒険者のパーティと合同の依頼を受ける
武器のメンテナンスを終えたあと、四人は再びギルド会館に戻った。
カウンターでミリアが新しい依頼を提案する。
「実は、合同の依頼が入っています。別のパーティと一緒に、『北の丘陵の合同巡回』を行う内容です。範囲が広いため、二パーティで分担・連携する形になります」
リナが興味深そうに聞く。
「他のパーティと? どんな人たち?」
「女戦士二人と女魔法使いの三人パーティです。循環の安定性は中程度ですが、実戦経験はあります。勇者様のパーティが主力として、連携を取ってもらえると助かります」
セラが少し考える。
「合同なら、お互いの循環を確認しながら進められそうですね」
エルが静かに頷いた。
「フェアリーの浄化も、双方に良い影響があるでしょう。受けましょう」
ミリアが嬉しそうに胸を寄せ、魔力の確認を行う。
四人は他のパーティとの合同依頼を受注し、新しい連携の準備を始めた。
街の飲食店で打ち合わせ
合同依頼を受けたあと、四人はもう一方のパーティと街の飲食店で打ち合わせをすることにした。
小さな食堂のテーブルに、七人が集まる。相手のパーティは、女戦士二名(盾役と攻撃役)と女魔法使い一名。全員の装備の胸元が透けていて、自然な様子で座っていた。フェアリーがテーブルの上をふわりと舞い、双方の魔力を穏やかに整える。
リナが率先して話し始める。
「よろしく。北の丘陵の合同巡回だね。私たちは前衛のセラと側面の私で動くよ。魔法はエルが担当」
相手の盾役の女性が頷く。
「私たちは中衛を固めます。循環のタイミングがずれないよう、事前に胸の感度を確認しておきたいです」
エルが静かに提案する。
「フェアリーがいるので、両方の魔力の質を安定させやすいです。戦闘前に軽く循環を合わせましょう」
食事をしながら、役割分担と連絡の方法を決めていく。フェアリーの光が、初対面の緊張を和らげていた。
打ち合わせは、穏やかに進んでいった。
(続く)




