150/239
ギルド依頼の護衛任務(短距離)を受ける
ギルド依頼の護衛任務(短距離)を受ける
ミリアが自分の胸を軽く押さえながら微笑み、依頼書を差し出した。
「では、今日はこちらはいかがですか。『ギルド依頼の護衛任務(短距離)』です。商人の方の短距離移動を護衛してください。確実に戦闘が発生する可能性がありますが、循環の安定性が特に評価されます」
リナが依頼書を確認しながら言う。
「護衛か。短距離なら、フェアリーも一緒にいけるね」
セラが少し緊張しつつも頷く。
「戦闘がある前提なら、循環をしっかり維持しないとですね」
エルが静かに同意した。
「受けましょう。フェアリーの浄化も、護衛中に役立つはずです」
ミリアが嬉しそうに胸を寄せる。
「ありがとうございます。受注前に、魔力の確認をしておきましょう。護衛任務は、特に安定性が求められますので」
俺が掌を乗せると、ミリアが目を細めて小さく息を吐いた。フェアリーがその近くを舞い、光を淡く揺らす。
「……非常に良好です。安心して出発してください」
四人は短距離の護衛任務を受注し、商人の待つ場所へ向かう準備を始めた。
新しい依頼が、フェアリーとともに始まろうとしていた。
(続く)




