朝食後にギルド会館へ
朝食後にギルド会館へ
翌朝、四人はフェアリーとともに食堂で朝食を取った。
マリアが温かいパンとスープを運び、夜襲の話を軽くしながら微笑む。薄いシャツの胸元が朝の光に透けていた。
「昨夜は大変でしたね。体は大丈夫ですか?」
リナがパンを齧りながら答える。
「温泉と夜食のおかげで、結構回復したよ。今日はギルドに報告の続きをしに行く」
朝食を終えると、四人はギルド会館へ向かった。
街は夜襲の余韻が残っていて、門の周りで女兵士たちが装備を整えている。カウンターでミリアが笑顔で迎えた。
「おはようございます。昨夜の南門の活躍、聞きました。本当に助かりました。今日も依頼を見られますか?」
朝のギルドは、夜襲のあととは思えない穏やかさで、四人を迎えていた。
ギルドのランクシステム(詳細)
ギルド会館のカウンターで、ミリアがランクシステムについて説明した。
「ギルドのランクは、主に実績と循環の安定性で上がります。勇者様のパーティは、すでに一段階上がっていますね」
ランクシステムの概要
初期ランク(F〜E)
登録直後。低難易度の採取や巡回が中心。循環の基本を学ぶ段階。
中級ランク(D〜C)
現在のパーティの位置。中型の魔物が出現する依頼や、希少種の調査が受けられる。循環の安定性が評価され始める。
上級ランク(B〜A)
大規模戦闘や、危険度の高い遺跡調査が可能。パーティ全体の連携と、循環の質が厳しく問われる。
最上級ランク(S)
ギルドが直接依頼する特殊任務。魔王関連や、極めて希少な存在の調査など。循環の完璧な維持が必須。
上昇条件
依頼の達成数と内容
循環評価(受付の感知による)
適切な判断(希少種の保護など)
ランクアップテストの合格
ミリアが自分の胸を軽く押さえながら微笑む。
「勇者様のパーティは、循環評価がいつも高いので、比較的早くランクが上がりやすいです。次のランクを目指すなら、もう少し難しい依頼をこなすと良いでしょう」
四人はギルドのランクシステムを改めて理解し、これからの目標が見えてきた。
(続く)




