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未知の世界の森

>>「鑑定」で文字を解読


「よし、これが何なのか……鑑定!」


あなたは戦闘の疲れを癒やす間もなく、魔導石に浮かび上がる文字へと意識を集中させました。今のあなたは、さきほど魔法剣を生み出した高揚感で、鑑定スキルもこれまで以上に研ぎ澄まされています。


【鑑定判定:魔導石の文字解読】

ダイスロール: 2

補正: なし

合計:2(大失敗)


「……あれ? 文字が、ぐにゃぐにゃして読めない……」


目を凝らせば凝らすほど、魔導石に刻まれた文字は歪み、あなたの意識を吸い込もうとします。


「うっ、頭が……っ!」


激しい眩暈があなたを襲いました。どうやらこの文字は、単なる記録ではなく、見る者の魔力や精神力を試す「術式」の一部だったようです。文字の光があなたの意識を強制的に引きずり込もうとします。


あなたは慌てて視線を逸らそうとしますが、足がすくんで動けません。魔導石の光が部屋全体を白く染め上げ、あなたは自分の姿が透けていくような不思議な感覚に包まれました。


「キュ、キュロン……! 動けない、何かがボクの魂を引っ張ってる……!」


キュロンはあなたの異変を察し、鋭く鳴き声を上げると、必死にあなたの服の裾をくわえて引きずろうとします。しかし、魔導石の引力は強く、あなたとキュロンは光の中へと吸い込まれていきます。


【結末】

光が収まったとき、あなたは遺跡の地下ではなく、どこか別の場所に立っていました。

周囲には見たこともないほど巨大な樹木が立ち並び、空には見たことのない色の二つの月が浮かんでいます。


「ここ……どこ? 村の森じゃない……」


あなたは魔導石の文字が読み取れなかった代償として、全く別の地へと「転移」させられてしまったようです。

あなたは相棒のキュロンと共に、未知の世界へ放り出されました。


「……キュロン、ここは一体どこなんだろう。見たことのない木ばかりだし……月が二つもあるなんて、おとぎ話の世界に来ちゃったのかな」


あなたはファイアボールを消し、周囲の気配を伺います。未知の土地、しかも遺跡とは全く異なる生態系の森。キュロンもまた、これまでに嗅いだことのない獲物や敵の匂いに、背中の毛を逆立てて警戒しています。


「まずは、今の状況を把握しないと……」


あなたは深呼吸をし、周囲を注意深く観察することにしました。


【探索:未知の世界の森】

まずは、自分たちがどこにいるのか、ここが危険な場所なのかを判断するために、周囲の気配を鑑定します。


ダイスロール: 12

補正: なし

合計:12(成功)


「……っ!?」


鑑定の結果、あなたは背筋が凍るような事実を知ることになります。

この森に漂っている魔力は、かつていた村の森よりも遥かに高濃度で、まるで生き物のように蠢いています。そして、鑑定スキルがかすかに捉えたのは、数キロ先で繰り広げられている「激しい戦闘の痕跡」と、強大な魔力を放つ「何か」の反応でした。


「キュロン、遠くで何か……すごく強い魔力がぶつかり合ってる。……助けを求めているのか、それとも戦っているのかは分からないけど」


今のあなたは、魔導石の文字を読み解けなかった代償として、この未知の土地で「異端」として扱われる可能性があります。村で学んだ常識が通用しない場所で、あなたの冒険はより過酷なものになろうとしています。


【青年期編:未知の荒野にて】

目の前の茂みがガサリと揺れました。現れたのは、半透明な翼を持ち、全身が水晶で覆われたような奇妙な小動物です。それはあなたたちの姿を見ると、怯えるどころか、何かを訴えかけるように高く鳴き、足元で何度も跳ね回りました。


「……この子、ボクたちに何か伝えようとしてる? 追いかけてみる?」

予想外の展開、どうしよう。

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