秘密の地下通路
「……この子、ボクたちに何か伝えようとしてる? 追いかけてみる?」
>>追いかける: この奇妙な動物の導きに従い、戦闘が起きている場所や何か手がかりがある場所へ向かう。
「よし、行こうキュロン! この子に案内してもらうんだ。」
あなたは決意を固め、跳ね回る水晶の小動物を追いかけて茂みをかき分けました。小動物は時折、振り返るようにあなたたちを確認しながら、森の奥へと導いていきます。
不思議なことに、この世界に足を踏み入れてから、肌を刺すような魔力の密度が、進むごとに少しずつ和らいでいくのを感じます。
【追跡判定】
ダイスロール: 8(完全ランダム)
補正:なし
合計:8(失敗)
「あっ……!」
小動物を追いかけて夢中で走っていたあなたは、ふと足元の地面が妙に柔らかいことに気づきました。そこは、枯れ葉で巧みに隠された「落とし穴」でした。
「わわわっ! キュロン!」
あなたは体勢を崩し、深い穴の中へと落ちていきます。キュロンもあなたを助けようと飛び込みますが、一緒に穴の底へと落下しました。
「イタタ……。……ここは?」
穴の底は、ただの落とし穴ではありませんでした。そこは先ほど森で感じた「激しい戦闘の痕跡」へと続く、秘密の地下通路でした。暗い通路の先からは、かすかな光と、何かが鉄を打つような規則的な音が聞こえてきます。
あなたは立ち上がり、剣を抜き放ちました。火球を灯すまでもなく、通路の先には扉があり、そこから強い光が漏れています。
あなたは今、地下通路の終着点である扉の前にいます。扉の向こうからは、複数の話し声と、先ほどの戦闘の気配が感じられます。
>>いきなり蹴破る: 不意を突いて中へ突入し、状況を掌握する。
「……待ってても仕方ない。行くよ、キュロン!」
あなたは迷いを振り切るように扉を蹴破りました。「バンッ!」という大きな音と共に、古い木製の扉が砕け散ります。
「なっ! 誰だ!」
部屋の中には、奇妙な鎧を纏った3人の人間と、檻の中に閉じ込められた先ほどの水晶の小動物……の仲間たちが数匹いました。彼らはどうやら、この小動物たちを捕らえて「魔導力」を抽出する実験を行っていたようです。
【戦闘開始:突入】
敵は驚いて一瞬硬直しましたが、すぐに武器を構えて襲いかかってきます。
ダイスロール: 16(完全ランダム)
補正: +2(不意打ち補正)
合計:18(大成功)
「キュロン、風だ!」
あなたの合図と同時に、キュロンが部屋中に旋風を巻き起こしました。不意を突かれた敵兵たちはバランスを崩し、その隙にあなたは一気に中央へと躍り出ます。
「悪いけど、その子たちを解放させてもらうよ!」
魔法剣の余韻を剣に乗せ、あなたは真っ先に檻の鍵を破壊しました。
「きゅぅっ!」
檻から解放された水晶の小動物たちは、光り輝きながら一斉に飛び出し、敵兵たちの視界を遮るように飛び回ります。
「ぐっ、目が……! 貴様、何者だ!」
敵兵のリーダー格が怒号を上げ、重厚な大剣を振りかざしてあなたへ強烈な一撃を放ちました。それは、村で経験したどの攻撃よりも速く、鋭いものでした。
あなたは今、リーダーの強烈な大剣を迎え撃たなければなりません。
>>「軽業」で回避して「魔法剣」でカウンター
「……遅いっ!」
リーダーが振り下ろした大剣の重厚な殺気。しかし、あなたは身体を限界まで低く沈め、その軌道を数センチの差で見切りました。
【戦闘判定:軽業回避&カウンター】
ダイスロール: 4(完全ランダム)
補正: +2(軽業・カウンター成功補正)
合計:6(失敗)
「くっ……!」
大剣を紙一重でかわした……はずでした。しかし、敵のリーダーはあなたが空中で回避したことを予測していました。大剣の切っ先を地面に叩きつけ、その反動で石床を砕き、無理やり剣の軌道を修正させたのです。
「甘い!」
空中で体勢を崩したあなたは、剣を振り抜く隙を完全に失いました。リーダーの拳があなたの腹部に突き刺さり、あなたは部屋の壁まで吹き飛ばされます。
「がはっ……!」
壁に叩きつけられ、剣を取り落としました。胸に鋭い痛みが走ります。キュロンが「キュゥゥゥ!」と悲痛な叫び声を上げ、リーダーに飛びかかろうとしますが、残る2人の部下が魔法の光弾でキュロンを弾き飛ばします。
「キュロン!!」
あなたは這いつくばりながら、必死に手を伸ばします。
リーダーは冷酷な笑みを浮かべ、あなたを見下ろしながら大剣を頭上に掲げました。
「珍しい魔獣を連れた小僧だな。……だが、それまでだ」
あなたは絶体絶命です。武器は離れた場所にあり、キュロンも動きを封じられています。次のリーダーの一撃で終わりを迎えるかもしれません。
>>捨て身の魔力放出
「くそっ……ここで終わるもんか……ッ!」
あなたは倒れ伏したまま、全身の魔力を右の拳一点に集中させました。剣も盾もない今、あなたに残されたのは、幼い頃から磨いてきた「ファイアボール」という唯一の炎の魔術だけ。
あなたは熱量を拳の中に圧縮し、骨が軋むほどの高熱を纏わせます。それはもはや魔法というより、物理的な爆発を拳に宿すような荒技でした。
リーダーが大剣を振り下ろした、その刹那。
【捨て身のカウンター判定】
ダイスロール: 19(完全ランダム)
補正: なし
合計:19(大成功!)
「終わりだ!」というリーダーの声と、あなたの「食らえっ!」という叫びが重なりました。
大剣があなたの頭上をかすめるよりも早く、あなたの拳がリーダーの腹部へ突き刺さります。その瞬間、拳の中に溜め込まれていた魔力が、敵の鎧を突き破って内部で炸裂しました。
「なっ、ぐあぁぁぁっ!?」
リーダーは爆風に押されて後方へ吹き飛び、背後の壁を突き破って屋外へと消えていきました。あなたの腕も熱で焼けただれ、激しい痛みが走りますが、それでもあなたは倒れませんでした。
「キュロン……!」
拘束を解かれたキュロンが、弾丸のような速さであなたの元へ駆け寄ります。残りの部下2人は、リーダーを一撃で倒したあなたの異常な気迫に怯え、武器を取り落として後ずさりしました。
「こ、こいつ……魔力回路が焼けているのに、なぜ倒れない……!」
あなたは焼けただれた右腕を庇いながら、フラフラと立ち上がります。その瞳には、かつてないほどの鋭い光が宿っていました。
【結末】
あなたはリーダーを撃退したものの、その代償は大きく、右腕はしばらく動かせないほどの重傷を負いました。
しかし、檻から解放された水晶の小動物たちは、あなたのもとへ集まり、癒やしの光を放ち始めました。彼らが放つ光は、あなたの傷を少しずつ癒やし、その魔力はあなたの体内で新しい力へと変換されていきます。
「……あの子たち、ボクたちを助けてくれてるの?」




