表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/20

秘密の地下通路

「……この子、ボクたちに何か伝えようとしてる? 追いかけてみる?」


>>追いかける: この奇妙な動物の導きに従い、戦闘が起きている場所や何か手がかりがある場所へ向かう。


「よし、行こうキュロン! この子に案内してもらうんだ。」


あなたは決意を固め、跳ね回る水晶の小動物を追いかけて茂みをかき分けました。小動物は時折、振り返るようにあなたたちを確認しながら、森の奥へと導いていきます。


不思議なことに、この世界に足を踏み入れてから、肌を刺すような魔力の密度が、進むごとに少しずつ和らいでいくのを感じます。


【追跡判定】

ダイスロール: 8(完全ランダム)

補正:なし

合計:8(失敗)


「あっ……!」


小動物を追いかけて夢中で走っていたあなたは、ふと足元の地面が妙に柔らかいことに気づきました。そこは、枯れ葉で巧みに隠された「落とし穴」でした。


「わわわっ! キュロン!」


あなたは体勢を崩し、深い穴の中へと落ちていきます。キュロンもあなたを助けようと飛び込みますが、一緒に穴の底へと落下しました。


「イタタ……。……ここは?」


穴の底は、ただの落とし穴ではありませんでした。そこは先ほど森で感じた「激しい戦闘の痕跡」へと続く、秘密の地下通路でした。暗い通路の先からは、かすかな光と、何かが鉄を打つような規則的な音が聞こえてきます。


あなたは立ち上がり、剣を抜き放ちました。火球を灯すまでもなく、通路の先には扉があり、そこから強い光が漏れています。


あなたは今、地下通路の終着点である扉の前にいます。扉の向こうからは、複数の話し声と、先ほどの戦闘の気配が感じられます。


>>いきなり蹴破る: 不意を突いて中へ突入し、状況を掌握する。


「……待ってても仕方ない。行くよ、キュロン!」


あなたは迷いを振り切るように扉を蹴破りました。「バンッ!」という大きな音と共に、古い木製の扉が砕け散ります。


「なっ! 誰だ!」


部屋の中には、奇妙な鎧を纏った3人の人間と、檻の中に閉じ込められた先ほどの水晶の小動物……の仲間たちが数匹いました。彼らはどうやら、この小動物たちを捕らえて「魔導力」を抽出する実験を行っていたようです。


【戦闘開始:突入】

敵は驚いて一瞬硬直しましたが、すぐに武器を構えて襲いかかってきます。


ダイスロール: 16(完全ランダム)

補正: +2(不意打ち補正)

合計:18(大成功)


「キュロン、風だ!」


あなたの合図と同時に、キュロンが部屋中に旋風を巻き起こしました。不意を突かれた敵兵たちはバランスを崩し、その隙にあなたは一気に中央へと躍り出ます。


「悪いけど、その子たちを解放させてもらうよ!」


魔法剣の余韻を剣に乗せ、あなたは真っ先に檻の鍵を破壊しました。


「きゅぅっ!」


檻から解放された水晶の小動物たちは、光り輝きながら一斉に飛び出し、敵兵たちの視界を遮るように飛び回ります。


「ぐっ、目が……! 貴様、何者だ!」


敵兵のリーダー格が怒号を上げ、重厚な大剣を振りかざしてあなたへ強烈な一撃を放ちました。それは、村で経験したどの攻撃よりも速く、鋭いものでした。


あなたは今、リーダーの強烈な大剣を迎え撃たなければなりません。


>>「軽業」で回避して「魔法剣」でカウンター


「……遅いっ!」


リーダーが振り下ろした大剣の重厚な殺気。しかし、あなたは身体を限界まで低く沈め、その軌道を数センチの差で見切りました。


【戦闘判定:軽業回避&カウンター】

ダイスロール: 4(完全ランダム)

補正: +2(軽業・カウンター成功補正)

合計:6(失敗)


「くっ……!」


大剣を紙一重でかわした……はずでした。しかし、敵のリーダーはあなたが空中で回避したことを予測していました。大剣の切っ先を地面に叩きつけ、その反動で石床を砕き、無理やり剣の軌道を修正させたのです。


「甘い!」


空中で体勢を崩したあなたは、剣を振り抜く隙を完全に失いました。リーダーの拳があなたの腹部に突き刺さり、あなたは部屋の壁まで吹き飛ばされます。


「がはっ……!」


壁に叩きつけられ、剣を取り落としました。胸に鋭い痛みが走ります。キュロンが「キュゥゥゥ!」と悲痛な叫び声を上げ、リーダーに飛びかかろうとしますが、残る2人の部下が魔法の光弾でキュロンを弾き飛ばします。


「キュロン!!」


あなたは這いつくばりながら、必死に手を伸ばします。

リーダーは冷酷な笑みを浮かべ、あなたを見下ろしながら大剣を頭上に掲げました。


「珍しい魔獣を連れた小僧だな。……だが、それまでだ」


あなたは絶体絶命です。武器は離れた場所にあり、キュロンも動きを封じられています。次のリーダーの一撃で終わりを迎えるかもしれません。


>>捨て身の魔力放出


「くそっ……ここで終わるもんか……ッ!」


あなたは倒れ伏したまま、全身の魔力を右の拳一点に集中させました。剣も盾もない今、あなたに残されたのは、幼い頃から磨いてきた「ファイアボール」という唯一の炎の魔術だけ。


あなたは熱量を拳の中に圧縮し、骨が軋むほどの高熱を纏わせます。それはもはや魔法というより、物理的な爆発を拳に宿すような荒技でした。


リーダーが大剣を振り下ろした、その刹那。


【捨て身のカウンター判定】

ダイスロール: 19(完全ランダム)

補正: なし

合計:19(大成功!)


「終わりだ!」というリーダーの声と、あなたの「食らえっ!」という叫びが重なりました。


大剣があなたの頭上をかすめるよりも早く、あなたの拳がリーダーの腹部へ突き刺さります。その瞬間、拳の中に溜め込まれていた魔力が、敵の鎧を突き破って内部で炸裂しました。


「なっ、ぐあぁぁぁっ!?」


リーダーは爆風に押されて後方へ吹き飛び、背後の壁を突き破って屋外へと消えていきました。あなたの腕も熱で焼けただれ、激しい痛みが走りますが、それでもあなたは倒れませんでした。


「キュロン……!」


拘束を解かれたキュロンが、弾丸のような速さであなたの元へ駆け寄ります。残りの部下2人は、リーダーを一撃で倒したあなたの異常な気迫に怯え、武器を取り落として後ずさりしました。


「こ、こいつ……魔力回路が焼けているのに、なぜ倒れない……!」


あなたは焼けただれた右腕を庇いながら、フラフラと立ち上がります。その瞳には、かつてないほどの鋭い光が宿っていました。


【結末】

あなたはリーダーを撃退したものの、その代償は大きく、右腕はしばらく動かせないほどの重傷を負いました。


しかし、檻から解放された水晶の小動物たちは、あなたのもとへ集まり、癒やしの光を放ち始めました。彼らが放つ光は、あなたの傷を少しずつ癒やし、その魔力はあなたの体内で新しい力へと変換されていきます。


「……あの子たち、ボクたちを助けてくれてるの?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ