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窮地

>>「ファイアボール」で明かりを作る


「……暗くて何も見えないよ。キュロン、離れないでね……。あーもう、こうなったら少しだけ明かりをもらうよ!」


あなたは右手をかざし、指先にわずかな魔力を集中させました。前世から与えられた攻撃スキル「ファイアボール」ですが、今は攻撃ではなく、あくまで照明代わりの小さな光として発動させます。


【ファイアボール判定(照明として使用)】

ダイスロール: 11

補正: なし

合計:11(成功)


「……っ!?」


指先から放たれたのは、拳ほどの小さな火球でした。それはあなたの周囲をぼんやりと照らし、暗闇の中に奇妙な光景を浮かび上がらせました。

そこは通路というよりも、古びた「儀式の間」のようでした。壁には一面に複雑な魔術文字が刻まれており、中央には、先ほど見たものよりも遥かに巨大で、妖しく脈動する魔導石が安置されています。


「すごい……こんな場所、地図にも載ってなかったよ」


しかし、光によって照らされたのは石だけではありませんでした。部屋の四隅には、長い年月を経てホコリを被った「骸骨の兵士スケルトン」が4体、静かに立ち尽くしています。


あなたが火を灯した瞬間、彼らの眼窩に怪しい青い光が宿り、カタカタと骨を鳴らして動き出しました。


「……えへへ。やっぱり、タダじゃ帰してくれないか。キュロン、準備はいい?」


あなたは剣を抜き放ち、ファイアボールを浮かせたまま、迫り来る骸骨たちと対峙します。

4体のスケルトンがあなたとキュロンを取り囲みます。


>>連携攻撃


「キュロン、風でアイツらの動きを止めて! ボクが一気に片付ける!」


あなたは叫ぶと、中空に浮かぶ小さなファイアボールを消し、剣に集中しました。キュロンは即座に反応し、周囲に激しい旋風を巻き起こします。風の渦がスケルトンたちの骨格を締め付け、その動きを数瞬だけ封じ込めました。


「今だっ!」


【連携攻撃判定:ダブルスラッシュ】

ダイスロール: 5(完全ランダム)

補正: +2(キュロンの拘束による有利)

合計:7(失敗)


「くっ……重い!」


あなたは飛び込みましたが、予想以上にスケルトンの骨が硬く、一撃目は弾き飛ばされてしまいました。二撃目はなんとか相手の肋骨を砕いたものの、倒し切ることはできません。


「ガチッ、ガチガチッ!」


拘束を解いたスケルトンたちは、鋭い骨の爪を突き出し、反撃に転じます。一体があなたの腕を掴み、もう一体が背後から迫ってきました。


「離して! ……っ、応急処置!」


あなたは掴まれた腕の痛みに耐えながら、強引に魔力を流し込んで反撃の隙を作ろうとします。


【応急処置判定(衝撃緩和と解除)】

ダイスロール: 10

補正: なし

合計:10(失敗)


「だめっ、効かない……! 骨だから……?」


スケルトンたちは魔力を持たない無機質な存在なのか、あなたの慈愛の魔力をすり抜けてしまいます。腕を掴まれたまま、背後のスケルトンの刃があなたの背中に向かって振り下ろされました。


「キュウッ!」


キュロンが飛び込み、あなたを突き飛ばして刃の軌道から外そうとします。しかし、体勢を崩したあなたたちは、狭い儀式の間で壁際にまで追い詰められてしまいました。


4体のスケルトンが容赦なく襲いかかってきます。あなたは現在、壁を背にして窮地に陥っています。


>>ファイアボールとダブルスラッシュを同時に使う


「そうか……別に分けて使う必要なんてないんだ!」


追い詰められた壁際で、あなたの脳裏に閃きが走ります。ファイアボールの「熱」と、ダブルスラッシュの「鋭さ」。これを剣に乗せれば――!

あなたは逃げるのをやめ、腰を落として剣を構えました。右手で剣を握り、左手を添えて――剣の刃全体を、ファイアボールの熱量で包み込むようにイメージします。


「キュロン、一緒に!」


キュロンがあなたの意図を察し、その鋭い吠え声とともに風の魔力を剣へと集束させました。炎が風を巻き込み、剣が赤熱し、激しい熱風を纏います。


【魔法剣:ダブルスラッシュ・イグニッション判定】

ダイスロール: 18

補正: なし

合計:18(成功)


「くらえっ!! 魔法剣――ダブルスラッシュッ!!」


熱風を纏った剣を二連撃で振り抜きます。

一撃目。熱を帯びた刃はスケルトンの硬い骨をバターのように溶かしながら砕き、二撃目。爆発的な炎の衝撃が、周囲のスケルトンをまとめて吹き飛ばしました。


「ガガガッ、シャァァッ!」


砕け散った骨は炎に焼かれ、もう二度と動き出すことはありません。儀式の間には、焦げた匂いと静寂が戻ってきました。


「……はぁ、はぁ。……やった、勝ったんだね」


あなたは剣の熱が収まるのを確認し、その場にぺたりと座り込みました。キュロンが駆け寄ってきて、あなたの頬をペロリと舐めます。先ほどの危機を救ってくれた相棒の温かさに、あなたは安堵の溜息を漏らしました。


しかし、戦いが終わったことで、中央に安置されていた巨大な魔導石が怪しく光り始めました。どうやら、スケルトンたちはこの石を守る番人だったようです。

敵を倒し、中央の魔導石がむき出しになりました。あなたが近づくと、石の中に何か文字のようなものが浮かび上がっています。

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