防衛術式
あなたは今、魔導石の周囲に張り巡らされた「防衛術式」を前にしています。どうアプローチしますか?
>>「鑑定」で術式の構造を解析
【術式解析:鑑定判定】
あなたは集中力を研ぎ澄まし、魔導石の周囲に浮かぶ微細な魔力の糸を見極めようとします。
ダイスロール: 6
補正: なし
合計:6(失敗)
「……っ!? うわっ!」
術式の構造に目を凝らした瞬間、あなたが読み取ろうとした魔力の糸がピクリと反応しました。解析のための集中が仇となり、逆に術式を過剰に刺激してしまったようです。
遺跡内に「ブォォォン!」という重低音が響き渡り、魔導石から放たれた衝撃波があなたを襲います。
「しまった……! キュロン、伏せて!」
あなたは咄嗟にその場へ体を投げ出しますが、衝撃波は壁に当たり、頭上の瓦礫を崩落させました。「ドガガガッ!」という音と共に、崩れた柱や石があなたの進路を塞いでしまいます。
「……痛たた。鑑定って、集中すればいいってもんじゃないんだね。……失敗しちゃったよ、もう。入り口が塞がれて、魔導石には近づけないし、どうしよう……」
遺跡内は土煙で視界が悪く、先ほどまで見えていた魔導石の光も瓦礫の向こう側へと隠れてしまいました。
魔導石への道は瓦礫で閉ざされました。あなたは遺跡の入り口付近に追い返された形ですが、何か別の方法を探すか、あるいはここでの探索を諦める必要があります。
>>キュロンの能力で風の通り道を探って別の道を探してもらう。
「キュロン、お願い! ここ、どこか別の通り道はないかな? 頼むよ……」
あなたは土煙が舞う中で咳き込みながら、キュロンに助けを求めました。キュロンはあなたの言葉を理解したのか、鼻先をピクピクと動かして周囲の空気の流れを読み取ります。
【探索判定:別の道を探す】
キュロンの鋭い嗅覚と、風の魔力を感知する能力に全てを委ねます。
ダイスロール: 3
補正: なし
合計:3(失敗)
「どう? 何かある?」
キュロンは遺跡の壁を走り回り、あちこちの隙間を嗅ぎ回りましたが、戻ってくると「クゥーン……」と肩を落として首を振りました。風の流れは崩落した瓦礫のせいで淀んでおり、確かな通り道を見つけることができません。
「……そっか。やっぱり無理かぁ。あーあ、せっかくここまで来たのに、宝物はお預けだね」
あなたは悔しさで壁を軽く叩きました。その衝撃で、古い遺跡の壁に彫られていた紋章がカチリと音を立てて沈み込みます。
「……え?」
ガガガガ……という重々しい音を立てて、あなたの足元の床の一部が回転し、そこへ体ごと落ちていってしまいました。
「わわわっ!?」
「キュウッ!?」
キュロンと共に暗い穴へと滑り落ちるあなた。先ほどとは全く違う、未知の地下通路へと迷い込んでしまったようです。
通路の底は湿っており、松明の明かりも届かないほど暗いです。背後からは崩落の音が聞こえ、地上へ戻る道は完全に塞がれました。暗闇の中で、あなたはキュロンの体温だけを頼りに立っています。




