戦闘開始
「……キュロン、相手はイノシシだ。しかも2匹。片方は怪我してるみたいだけど、もう片方がかなり怒ってるよ。」
敵はあなたたちに気づいていません。この先制のチャンス、どう仕掛けますか?
>>奇襲攻撃
「よし、キュロン! アイツらの裏をかくよ。ボクが合図したら、風を吹かせて!」
あなたは小声で指示を出し、キュロンとアイコンタクトをとりました。キュロンは静かに地面を蹴り、影に溶け込むように遺跡の柱の陰へ回り込みます。
あなたは剣を構え、深く息を吐き出しました。
「今だ!」
キュロンが遺跡内に突如として鋭い突風を巻き起こします。巻き上げられた砂埃と風の衝撃に、2匹の大岩猪が「ブヒィィィッ!」と怯んで足を止めました。
【戦闘判定:ダブルスラッシュ】
ダイス結果:18
補正:+2(連携による奇襲補正)
合計:20(大成功!)
「逃がさないよっ!」
あなたは一気に距離を詰めました。風で体勢を崩した健康な方の猪の懐へ潜り込み、鍛え上げた剣術を繰り出します。
「はぁっ! ダブルスラッシュッ!」
一閃目、猪の硬い皮を裂き、二閃目、そのまま勢いに乗せて喉元を狙い撃ちます。剣先が正確に弱点を捉え、猪は断末魔の叫びを上げてその場に崩れ落ちました。
その様子を見たもう1匹の怪我をした猪が、激昂してあなたに向かって突進してきます。
「っ、危ないっ!」
あなたは着地したばかりで、次の攻撃に移るまでにわずかな隙ができてしまいました。イノシシの鋭い牙が、あなたの腹部を狙って一直線に迫ります!
回避できるかどうかの瀬戸際です。
>>着地直後にしゃがみ込み剣を構え槍衾のように構える
「くっ、来る……!」
あなたは咄嗟の判断で地面に深くしゃがみ込みました。剣の柄を地面に突き立て、刃先を突進してくる猪の急所へと向けます。槍衾のように構え、敵の勢いそのものを武器にする賭けです。
さらに、左手にはほんのりと淡い光を灯し、「応急処置」の準備を整えました。もし牙がかすっても、すぐに塞ぐためです。
【迎撃・回避判定】
ダイス結果:14
補正:+1(「槍衾」による迎撃の備え)
合計:15(成功)
「……今だ!」
突進してきた猪は、あなたが待ち構えていた鋭い刃に自ら飛び込む形となりました。
「グオォォッ!?」
猪は剣先を突き立てられ、その勢いのまま後ろへひっくり返ります。間一髪、あなたの腹部を掠めることはありませんでした。しかし、猪の体当たりによってあなたも後ろへ突き飛ばされ、遺跡の壁に背中を打ち付けます。
「ぐっ……! か、体が痛い……でも、これくらいなら!」
あなたは壁に背を預けたまま、左手で腹部をさすりながら、先ほどから練っていた魔力を解放しました。
【応急処置判定】
ダイス結果:19(大成功!)
補正:なし
合計:19(大成功)
「ふぅ……大丈夫、かすり傷ひとつないよ!」
淡い光があなたの体を包み、打ち付けた背中の痛みや、筋肉の緊張を瞬時に解きほぐしていきます。
キュロンはすでに獲物を仕留め終え、興奮した様子で駆け寄ってきました。残る1匹の猪は、深手を負って遺跡の奥へと逃げ去っていきました。
「はぁ、はぁ……やったね、キュロン。ボクたち、強くなってるよ!」
あなたは立ち上がり、剣についた土を払いました。遺跡の中は再び静寂に包まれます。
戦闘を終えたあなたは、遺跡の奥へ逃げた猪の足跡を見つけました。その先に何かが光っているようです。
>>「鑑定」で光の正体を調べる
「待って、キュロン。むやみに追いかけるのは危険かも……」
あなたは一度足を止め、壁の影に隠れながら遺跡の奥へと視線を向けました。逃げた猪が去った先の暗闇で、規則正しく明滅する何かの気配を確かめます。
「……鑑定!」
【鑑定判定】
ダイス結果:12
補正:+1(集中)
合計:13(成功)
「あれは……魔力の結晶?」
鑑定の結果、光の正体は『古の魔導石』であることが判明しました。かつてこの遺跡が魔法の研究施設だった名残でしょう。猪はその魔力の残滓に引き寄せられ、傷を癒そうとしていたようです。
しかし、鑑定は同時に警告も示しました。その魔導石の周囲には、いまだ解かれていない古の「防衛術式」がわずかに残っており、不用意に触れれば大きな衝撃波が発生する可能性があるようです。
「あぶなかった……。突っ込んでたら吹き飛ばされるところだったよ」
あなたは息を吐き出し、キュロンの頭を撫でます。キュロンも「クゥン」と同意するように喉を鳴らしました。
「でも、あれがあればもっと強くなれるかもしれない……。ちょっと工夫して、術式を解除できないかな?」
あなたは今、魔導石の周囲に張り巡らされた「防衛術式」を前にしています。どうアプローチしますか?




