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家庭教師と悪ガキ♂ツインズ~荒んだオスガキ共を甘やか指導でメロつかせる~  作者: 巣暮イマ


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55話 せ~んせ。なに見てんの?



「うぅ~、ヒリヒリする~」



「背中が痛てえ……」



「……2人とも、日焼け止め塗らないから」



 ビーチバレー大会が終わってから海で遊んだ結果、海水で髪と身体がベトベトになってしまったのでハルトとハジメを連れて近所のスーパー銭湯にやってきた。



 ハルトは普段から外で活動して日焼け対策もそれなりに慣れていたようだが、俺とハジメはなにも気にせず遊んでいたので肌が赤くなってお湯がめちゃめちゃ滲みて痛い。



「ハルト、日焼け止めクリームなんて塗ってんのか?」



「……弱いやつだけどね。日光のダメージを和らげて、少しずつ日焼けして肌を慣れさせるんだよ」



「な、なるほど……」



「ハルトなのに頭いいじゃん」



「前に、母ちゃんに塗っとけって言われたんだよ……っていうかハジメに『なのに』とか言われたくないんだけど」



 スーパー銭湯の露天風呂には、今は俺たち3人しかいないのでほぼ貸し切り状態だ。

ちなみにさっきまで一緒にいた飛鳥は『サウナで己の限界を超えてくるっす』とか言って去っていった。

普通にのぼせそうなので程々で戻ってきてくれるとありがたい。



「ふぅ……あつ」



 ハルトが湯船から上がり、岩場に腰掛ける。

胴体以外は元々日焼けしているので、今日の海遊びで良い感じにグラデーションが出て……なんか、やっぱりちょっとエロい。



「……せ~んせ。なに見てんの?」



「いや、なんでもない……って、あれ? ハジメは?」



 ハルトの裸体に気を取られていると、隣にいたはずのハジメの姿が見えなくなっていた。



「ああ、ハジメなら……」



 ブクブクブク……ザパンッ!



「ぷはぁっ!」



「潜って先生のチ〇コ見てたよ」



「おいふざけんな」



「めちゃめちゃデカかった!」



 コイツ、小学生みたいなことしやがって……



「やられたらやり返す」



「あっおいやめろ八雲っ……!」



 ブクブクブク……ザバッ!



「ハジメお前、なんでチ〇コ勃」



「わ~言うな言うなっ!」



 ―― ――



 ごく、ごく……



「「「ぷはぁ~っ!」」」



「うまいっす!」



 風呂から上がり、みんなで瓶入りの牛乳を一気飲みする。

やっぱり風呂上がりの牛乳は最高だぜ!



「フルーツ牛乳とコーヒー牛乳も飲みたいな……うわ、イチゴ牛乳もあるじゃん。せっかくだから全種類コンプするか」



「八雲先輩、牛乳好きっすもんね」



「まあな。1日1リットルとか余裕で飲める」



「……だからそんなデカくなったの?」



「オレももっと牛乳飲もうかな~」



 実際どうなんだろうな。小中学校の時も余った牛乳貰って飲んでたけど、多少は効果があったんだろうか。



「ちなみに自分は乳糖不耐症なんで牛乳飲めないっす」



「そういやそうだったな」



 飛鳥が牛乳の代わりに飲んでいたのはがぶ飲みできるメロンソーダだった。

あー、風呂上がりにそういうの飲むのもいいんだよな。



「飛鳥って身長いくつだっけか?」



「さっき先輩と15センチ差って言ったじゃないっすか~。177っすよ」



「……普通に背高いし」



「牛乳飲んでないのにそんなデカくなったのか……?」



 バレーの強豪で177だとそこまで背が高いという感じにはならないが、身長160センチ前半の双子たちからしたら余裕で高身長だろう。

俺が『牛乳飲んだから背が高くなった』理論が崩れてしまうくらいには。



「別に、牛乳以外からでもカルシウムは取れるっすからね……あ、でもうちは母親が背高いんで遺伝の影響が強いかもしれないっす」



「遺伝……」



「じゃあオレら絶望じゃん!」



 まあ、メリッサさんは女性の中でも小柄な方だしな……ドンマイ。



「大丈夫っすよお二人とも。八雲先輩が高校時代に一瞬だけ付き合ってた元カノは背低かったっすから。あの子、160なかったんじゃないっすかね」



「「!!」」



「それはなにが大丈夫なんだ?」



 まったくもって脈略がなさそうだが、何故かハルトとハジメは『じゃあ牛乳はもう飲まない!』と言って背を伸ばすことを諦めた。

なんでそう極端なんだお前らは。





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