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異世界でもアイドルデビュー!?~アイドルの経験を活かして無双します~  作者: Nanairo


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47/55

45話:せっかくなのでリセマラしましょう。

「ここで経験値を稼ぎませんか。」


俺の言葉にみんな目を丸くする。


「もうこのダンジョンの半分は攻略しましたし、このまま行けばあと2日ほどで魔物を倒し終えてボスと戦うことができると思います。でも現状、デバフのせいで戦力は心もとないし、ボスの強さが分からないまま匹敵するのは危険です。だから無限に魔物が出てくるここで少しでも全員のステータスをあげておきたいんです。」


「リンの考えについては賛成だが、沼地は結局どうする?」


概ね全員がここでステータスをあげることには賛成したが、沼地をどうにかしないことにはこの先もまたスライムたちに囲まれる危険がある。


「それについてはそうですね、土魔法で沼地を埋め立ててしまうか、炎魔法の最大火力で蒸発させられないか試してみる…とかですかね。まあ、最悪、スライムの移動速度は速くはないので放置して他の魔物を倒してボス戦に向かうのもありだとは思いますが。」


「あの巨大な沼地を埋め立てる……?」


「最大火力って今までのはまだ全力じゃなかったと…?」


ハクとシュベールがポカンと口をあけて背後に宇宙を背負っているが気にしないことにする。


「昨日から思っていたが本当に規格外だな!どうだ、リン、俺たちのパーティーに来ないか?」


ゼクトが白い歯を見せながら俺にパーティー加入を勧めてくる。が、俺が口を開くよりも早くアーサーが答える。


「ダメですよ!リンは俺とパーティーを組んでるんですから!今回は一時的なものであってリンは渡しません!!」


珍しくアーサーがギャンと吠えている。ミホーク先生は顔を背けて肩を震わしている。いつでも楽しそうだな…。


「リン、こっち来いよ!俺が抱えてやるから!!」


アーサーが真剣な顔でゼクトに抱えられた俺の方に両腕を伸ばす。その目は俺がアーサーを選ぶことを疑っていない。


「え、やだ。」


俺の即答にアーサーは一瞬で顔を絶望に染めその場に膝から崩れ落ちる。後ろからブフォッッ!という声が聞こえる。声の主はミホーク先生でどうやら堪えきれなかったようだ。


(だって、アーサー今ぬちょっとしてるし…。)


アーサーのあまりの絶望顔にゼクトからもプルプルと振動が伝わってくるし珍しいことにクリスも目を伏せて口元を抑えている。


「うっうっ、リンが俺を、拒否した…。うっ」


(しょうがないな。)


俺はまず水魔法でアーサーの真上に巨大な水玉(ウォーターボール)を作り、すぐに魔法を解除して重力に従って大量の水をアーサーにぶちまけた。


「ブッ」


「リ、リンくん…?」


アーサーは急な水の直撃に地に沈み、他のみんなはオレの突然の暴挙に目を見開いている。


俺はそんなみんなをスルーし続いて炎魔法と風魔法を駆使しアーサーを一瞬で乾かす。これでスライムの体液は綺麗さっぱり取れてダンジョンに入る前の状態に戻ったはずだ。


しかしまだしくしくと地面に顔を伏せているので名前を呼んでやる。


「アーサー。」


「うっうっ、何、俺はもう傷ついた…」


「ん。」


今度は俺の方から抱っこをせがむようにアーサーの方に両手を伸ばす。顔を上げたアーサーは正直見れたものじゃなかったが俺の仕草をみてすぐにパァァっと効果音が付きそうなほど顔を明るくさせ、颯爽とゼクトの腕から俺を奪い去った。そして俺を横抱きにしたアーサーは何故か勝ち誇ったようにゼクトを見上げ、周囲はまた生暖かい目でこちらをみてくる。やめろ、こっち見んな。


「正直リンくんもアーサーくんもパーティーに勧誘したいところだけど2人はまだ学生だし無理強いはできないわね。」


「そうだな。とりあえずこのダンジョン内だけでもよろしく頼む。」


「ていうか、リンくん〜。私もアーサーくんにしたみたいに綺麗にしてほし〜な〜。」


ローズのおねだりがあったため、魔力節約のためにもパーティー全員を1箇所に集めアーサーと同じようにスライムの体液を落としてやる。


(これだけで魔力がつきそうだ。というか、ミホーク先生やシュベールさんたちは自分でも綺麗にできたのでは…?まあ、いいか。)


結構茶番を繰り広げていたため、先程一掃したスライムがまた増えてこちらに向かってきていた。


「ではとりあえずリンの言う通りここで経験値を稼ぐか。アーサーはリンが倒れないようにそのまま抱え、ゼクト、シリネ、ミホークはリンとアーサーの護衛、その他は左右前方に分かれて1体ずつ確実に倒していくぞ。」


「「「了解!」」」


(おお、リーダーっぽい。)


クリスの指示でそれぞれ移動しスライムを迎え撃つ。俺もそろそろユニークスキル"Wind"を使用しなければならないがその前に。


「アーサー、俺を抱えてると戦えなくないか?」


そう。アーサーは今両腕を使って俺をいわゆるお姫様抱っこしているので剣が持てないのだ。


「大丈夫!いざと言う時はリンを片腕で抱えるかユニークスキルを使うから!」


(俺を下ろすかゼクトに預けるという選択肢はないのか。)


清々しいほどのアーサーの笑顔に俺はそれ以上踏み込まずユニークスキルの使用に注意を向けた。



現在のステータス

────────────────────

名前:アーサー Lv41

年齢:10歳

種族:人間

職業:聖騎士


[能力値]

体力 :232【328】

魔力 :80【120】

知力 :75【112】

攻撃力:187(+150)【451】

耐久力:149【223】

敏捷 :120【180】

運  :40【60】


[スキル]

聖剣Lv4

聖壁Lv2

聖光Lv1

聖域Lv1



[武器]

聖剣グラム(攻撃力+150)(全ステータス1.5倍)

────────────────────


────────────────────

名前:天神 琳 [リン] Lv43 

年齢:10歳

種族:人間

職業:アイドル


[能力値]

体力 :425

魔力 :530(+150)

知力 :325

攻撃力:415

耐久力:330

敏捷 :400

運  :150

魅了 :235


[スキル]

炎魔法Lv5 

水魔法Lv4 

風魔法Lv4 

土魔法Lv3 

毒魔法Lv1


[ユニークスキル]

Fire     メインボーカル

Water    メインダンサー

Wind     コンサート

Earth

Poison


[武具]

仮面パントクラトール(魔力+150)(精神安定、精神系魔法無効化)

────────────────────

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