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ある日、超能力に目覚めた件  作者: 上松
第三章 相対性正対論
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第十二話part4

「つっ!?」


 簡単に私を落とした片目の彼。私の事、すすすすす好きというか? なんか気になってるんじゃなかったのか? そんな気になる女性にこんなことする? あれか? 小学生が好きな子のことを意識してるからこそいじめてしまう……とかいう。

 でも私は高校生だし、彼も……片目の彼も同じくらいだと思う。さすがにそんな小学生がするような精神構造をしてるとは思えない。いや、彼はどうみても中二病だし、それが極まってる。私の力があれば死ぬことはないって思ってる? 確かに死ぬことはないけど……


「こんの!!」


 下を見るとビュンビュンと走り抜けてる多数の車がみえる。運よく引かれない……というのはどうやら無理そう。てかこのままじゃ残された野々野君も危ない! ここまでの思考は一瞬だった。私は自身の力を極限まで高めて足に込めた。


バフン!! 


 ――そんな音がした。次の瞬間に、なぜか私の体は持ち上がって、歩道橋を飛び越えてた。なんか足がしびれる感覚がある。筋を痛めたかもしれない。何をしたのかも自分でもわからない。


「は?」


 私のなぜかの上昇を見て、片目の彼があっけにとられてる。野々野君が「田上さん!」と名前を呼んでくれる。


(大丈夫。私はへっちゃらだよ)


 私は心でそう返した。だって今はこのわがままで、自分勝手で、勝手に盛り上がってるこいつにわからせないといけない。痛い目……見せないといけない。もう……容赦はしないよ。だって私は殺されかけてる。

 だからこれは正当防衛。私が好きな作品のキャラも言ってた。


「やっていいのは、やられる覚悟があるってことだよね!!」


 私は再びバフン! と何かをけった。それは空気? なのかもしれない。わかんないけど、それで空中で勢いづいた私は一直線に片目の彼へと向かう。そして拳を握りしめて、振りかぶった。直前に彼は力で防御をしてた。

 でも……単純なパワーなら、私が上だ!! 私のその防御を突き破って、片目の彼の顔面を殴り飛ばす! 体ごと吹き飛んだ彼は反対側の手すりへとぶつかった。でも勢いは大きく落ちたとはいえ、その体は大きくくの字に曲がってて、運が悪いのか彼はずりっとそのまま手すりから落ちかけた。

 でも、そこは私の慈悲で助けてあげた。優しくなんてしてあげない。そのまま歩道橋に打ち捨てたけどね。

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