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ある日、超能力に目覚めた件  作者: 上松
第三章 相対性正対論
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第十二話Part1

「もっと田上さんもその力を自慢したらいい。最初は君も同類だって思ったのに……」


 ううん? どういうこと? てか、彼は一体どこから……私のことに気づいてたんだ? 最初って何? 


「最初? いったい何時から私のこと……」


 一応私はばれないようにやってたと思う。実際私の周りでは私が超能力者ということはばれてない。それなのに、なんでこの人にはばれてるんだろうか? いったいどこで? 派手に力を使った……なんてことはないと思うんだけど? 

 彼は肩で息をしてる。顔は見えない。下を向いてるし、彼の片側だけ長い髪も顔を見えなくしてる要因だろう。

 どうしよう……何かさらに言ったほうがいい? それとも、もう一度組み伏せる? 実際このまま喋って回復を待ってる可能性だってある。これで回復されたら私たちはあほじゃん。下手に会話するよりも一旦打ちのめして逆らう気力をもいだほうが? でも暴力で解決することだろうか? だってさすがに口封じに〇す、とかできないし……そうなると脅すだけでこの力を得てハイになってる彼を止められるだろうか? ぼこぼこにしても私たちに気づかれないようにすればいいだけじゃん。

 それに今の時代、拡散することなんて何よりも簡単だ。その手のうちにあるスマホでポチっとするだけでいい。そう考えると、現実では何をもって決着としたらいいんだろうか? 〇すことはできないし、さっきぶつかって私のほうが強い……ということはわかっただろうけど、彼はまだやる気だ。

 心を折らないといけないのかもしれないが、そんな方法私はしらない。そんなことを思いつつ、私は彼の一挙手一投足に注視してる。なにか不審な動き、野々野君を狙うような動きをしないかを見てる。

 力を使おうとしてる気配はない。私が彼を注視してみてたからだろう。彼が上げたその顔が見えた。いや、目が合った。その顔は笑ってた。しかも不気味と思えるような……そんな笑い顔で……私の内側に気持ち悪さ? がせりあがってくる。


「そんなのどうでもいいじゃないか。だって僕たちはこんな近くで同じ時期にこうやって覚醒したんだから。これって運命……なんだよ」


 ニターとした笑いが怖い。不気味だ。今確実に確信した。この人はおかしい。おかしくなってしまってる。力の影響? なのだろうか? そうだとするなら、力を使うのが怖くなってしまう。,

 


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