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人間やめて、王国を作ろう!!  作者: kazuma1998713
最終章 次世代へ
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最終章1話

輝が死んでから2ヶ月の時が経った。2ヶ月の間に帝国とブリリアント王国が同盟を結び、前線に大量の量産型カルディナが配備された。そして、ブリリアント王国も異世界からの勇者を前線に投入した。


それを見て、魔人は大量の悪魔や魔龍を前線に投入した。これによって戦争は激化し、ここを乗り切れば勝利がほぼ確定すると言っても過言ではない。


戦争が激化していくなか、レブルと戦う者も着々と準備をしていた。愛達クラスメイトはレブルが輝を殺した後、渡した地図とクリスタルによってディバイン樹海の村を発見し、レブルを止める為に協力関係を結んだ。


村ではレブルが残した設計図からカルディナⅡ、カルディナ・ガンナー、カルディナ・ナイト、カルディナ・ウォーリアの開発を終了させた。ウィズダムによって、計100機が量産された。


レブルの居場所はクラスメイト達が魔法などを使い、突き止める事に成功した。レブルの現在の居場所はディバイン樹海の最深部にある世界樹から行ける終焉の銀河。レブルはそこにいる。終焉の銀河はルミナ神話に置いて、最も神に近い場所とされまた、プリーモがコスモ・リングを覚醒させ、ギャラクシア・リングにさせた場所である。


レブルは終焉の銀河でコスモ・リングの力の継承をさせて、ギャラクシア・リングを覚醒させていた。そして、レブルはここを全ての決着の場にしようとここで1人、皆が来ることを待ち続けた。


そして、前線部が1番激化したと同時に村の人々は世界樹に向かって進軍を開始した。世界樹はディバイン樹海で1番高い樹と言われているが世界樹に辿り着いた者は今も1部の者である。どうやら、世界樹はディバイン樹海を特定のルートを歩く事で辿り着く事が出来る所である。これはルミナ神話に書かれている。


終焉の銀河は通常の何千倍という濃度の魔力に満たされていて、そこはまるで銀河そのものである。


無論、そんな濃度の魔力を普通の人間が浴びれば一溜まりも無いが、クラスメイトや舞花は元々、別の世界の人間。大丈夫らしい。ミリア、アリス、フロールは専用の薬を摂取している為、大丈夫らしい。だけどロウシやコクロウと言った魔物や獣人はその魔力に耐え切るのは無理なので世界樹までとなる。


クラスメイト達が世界樹に辿り着く。その時、ロウシが言う。


「私達はここまでじゃ。必ず、レブル様を連れて帰ってきてください。それが我らの目的じゃ」


「任せてロウシさん! 必ず龍司は連れて帰るから!!」


返したのはリーダーである優希だ。どうやら、龍司の幼馴染という事でこの集団のリーダーを任される事になった。現在、この集団で1番強いのが優希という理由があるが。


彩香は皆の顔を見る。全員覚悟は出来た様な顔をしている。彩香は大きく息を吸ってから言う。


「皆、行きますよ」


『おう!!!』


彩香達は世界樹に近寄る。近寄ると彩香達は何処かに消える。ロウシは


「頼みますぞ。異世界の勇者達よ……」




~~~~~~~~~~~~~~~~~




彩香達が着いた場所は宇宙であった。上下左右、星が浮かび光を放っている。そこは銀河の中心。普通に立っているのが不思議に思える程だ。


「よくここまで来たな。歓迎しよう」


彩香達は声のした方を見る。そこには玉座に座り、まるで王様の様な姿のレブルがいた。黒のマントをして、服には大量の指輪やバッチ、チェーンが装飾されている。そして、右手にはギャラクシア・リングともう1つ、赤と黒の指輪が人差し指につけられている。


「俺を殺したければ、先ずは俺の所に辿り着いて俺を立たせてみろ」


レブルは右手を少しだけ動かす。彩香はそれを見逃さなかった。彩香は皆に言う。


「皆! 散開して!! 何かが来る!!」


星々の重力(スター・グラビティ)


レブルまでの道に木星と思われる星が多く現れる。


そして、皆は気付く。自分がこの星に吸い寄せられているという事に。抵抗する術が無い。星の近くに居た者達は吸い寄せられている。彩香は後方にいる愛達に向かって言う。


「魔法をレブルに向かって放って!!」


彩香のその言葉に反応して、愛を始めとした魔法部隊が呪文を唱える。そして、魔法発動させる。魔法の種類は多くあって、火球や氷球、水球や雷球と言った魔法がレブルに向かって飛んでいく。だが、魔法は後一方の所で何かに弾かれる。その何かにいち早く気付いたのは有明 星見であった。彼女は索敵系の魔法を得意としている為、直ぐに分かった。


「あれは……最上級結界魔法の神の柱!!」


星見はそう言う。愛が星見に聞く。


「あれが何か知っているの!?」


「ええ。魔法の中でも飛び抜けて発動が困難な魔法。神の柱。あれを使用出来る魔法使いは現在いないと言われている程。あれの能力は魔法系の攻撃は全て無効、唯一効果のある物理系の攻撃でも相当な威力が無いといけません」


星見の説明を聞いて、皆驚愕する。神の柱を破れる物理系の攻撃部隊は星々の重力によって行動不能となっている。優希がマズイと思い、指示を出す。


「美香さん! 貴女の攻撃範囲はどれくらいですか!?」


「約10mよ! 何でそんな事を聞くの?」


「今から貴女を投げます。ギリギリ射程内にレブルが入る様にします。準備してください!!」


「分かったわ! 何時でも来なさい!!」


彩香は瞬間移動を使い、美香の所に行く。そして、強化系の魔法を使い、美香の腕を掴んで投げる。美香は居合いの準備は出来ていた。ギリギリ射程内に入り美香は攻撃を放つ。


「地破一閃!!」


美香は居合いを放つ。だがその攻撃は結界を破壊する迄には至らなかった。それどころか結界にひびすら入らなかった。


美香はそのまま、近くの星に吸い寄せられる。


彩香は必死に頭を動かす。この状況を打破する方法を考える。だが出て来ない。この星さえ無ければと思う。


彩香は閃く。星が邪魔するなら破壊すればいい。優希は皆に向かって言う。


「皆! この星を攻撃して!! もしかしたら重力操作を無効に出来るかもしれない!!」


皆はその声に従う。そのためか、気付かなかった。レブルが笑った事に。

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