※親密度が上がりました。
第20話です。
※物語を更新します。
翌日の朝。校門前。
康太は坂を上がっている。
「こーた。」
康太は肩を叩かれて、振り返る。
「瑠衣、さん。」
「..あはは☆」
「お、おはよう。」
「うん、おはよう。」
瑠衣の視線が落ちる。
「...足、止まってるよ?」
「あ、何か、止まっちゃった。」
「....そう。」
瑠衣は前に出る。
「行かないの?」
手を伸ばす。
「...行こうか。」
康太は瑠衣の隣を通り過ぎる。
「...あはは☆冷たいなぁ。」
「べ、別にそんなつもりじゃないよ。」
「まぁ、康太はそうだよね。」
「...そうだね。」
「私はそれでも良いよ。」
「康太は....どう?」
康太の口は開いているが———
出ない。
「あはは☆難しく考えすぎじゃない?」
「...」
「そんなつもりで、言ってないけどなぁ。」
「る、瑠衣さ———」
「そのさん付け、合ってないよ?」
瑠衣は笑う。
「で、でも。」
「うんうん。わかるよ、康太。けどね——」
瑠衣は、康太の耳元に近づく。
「それ、可愛くない。」
康太はズボンの裾をギュッと握る。
「あはは☆それじゃあね。」
瑠衣は、前を走って行く。
「....」
康太も、また歩き始める。
———
教室の席に座る康太。
「康太、おはよう。」
「あ、おはよう。」
目の前から蒼がやってくる。
「今日、遅刻しかけてさ...」
「...」
「姉ちゃんが急に弁当居るとか行ってきて....」
「....」
「...康太?」
机の上にカバンを置く蒼の手が止まる。
「あ、ごめんね。蒼くん。」
「おう。なんだ?眠いのか?」
「ち、違うよ。」
「じゃあ、なんだ?」
蒼の目を見る。
「...まぶたが、少し重たいかも。」
「...そうか。」
「...あはは、ごめんね?」
「別に、俺は良いよ。」
蒼は外に視線が向く。
「でもな、康太。」
「...んぅ?」
康太を一度見て、逸らす。
「...康太は、いつも可愛いぞ。」
康太の口が開いたままで、閉じない。
「お、おい。」
「...」
「こ、康太?なんか言えよ。」
「あ、ごめん。」
康太は視線を落とす。
「おい。黙るなよ。」
「いや、あの、」
「何だよ?」
康太は、蒼の目をまた見る。
「蒼くんからまさかそんな事言われると思わなくて———」
「えへへ、ありがとう。」
「....」
蒼は、胸元を強く掴む。
「ど、どうしたの!?」
「あ、いや。なんでもない。」
「いや、胸元急に抑えて、」
「ちょっと胸焼けした。」
「そんな急にならないでしょ。」
康太は蒼に近寄る。
「来るな!」
「え?でも、」
「本当に大丈夫だから。」
「本当?」
「...うん。」
「胸焼けしてるんじゃないの?」
「...気の所為だった。」
「そんな事ある?」
「ほ、本当だから。気にしなくて良いから。」
蒼の息が少し乱れる。
「...あはは、変な蒼くん。」
「...変なのは、お前だろ。」
——メッセージが一件届きました。
———
※——が増えました。
読んでいただきありがとうございます。
次回もお楽しみに。
※物語が生成されました。




