♡ジレンマその3♡地下強制労働施設!!
前回までの!!
『没落ジレンマ社畜令嬢はコンカフェで働く自分の執事を推して恋に堕ちる♡』
世界的大企業〈高飛コーポレーション〉の麗しき社長令嬢《高飛 鷹子》は、ある日〈高飛コーポレーション〉の倒産に次ぐ、倒産により全てを失い没落令嬢となるーーーー。
母を幼い頃に亡くし行き当たりばったりの父と共に社長令嬢に迄、上り詰めたと言うのに!!!!!!
高飛車な父は一言『父さんの会社倒産しちゃったwww』
つまらない親父ギャグを言い残し。
行き当たりばったりの父は海外へ高飛びーーーー。
名は体を表すとはこの事。高飛が高飛びした。
ーーそんなつまらない事を言ってる場合じゃなぃ!!
父が高飛びした今、全ての責任は、
麗しき社長令嬢であったこの私。
《高飛 鷹子》に課せられたーーーー。
兎にも角にも働き莫大な借金を返済しないと!!
そして送られたのは地下の強制労働地獄ーー!!!!
ーー没落社畜令嬢《高飛 鷹子》!!
そして敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事である《飛車角》の命運は如何にーーーー!?!?
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「主人が没落したからなんです?執事を辞める理由になんてなりません!!それにそもそも!!同仕様も無かった高飛家をここまで一世代で成金にまで仕立て上げたのは、この私ー《飛車角》ーにございます!!」
《飛車角》の執事の主張に《高飛 鷹子》は思い出した。
そうだ。そうだった。ー《飛車角》ーが、高飛家を世界的大企業〈高飛コーポレーション〉としてくれたのだった。母を幼い頃に亡くし。男の身でありながら私に乳首まで捧げて幼い私をここまで育ててくれたのもー《飛車角》ーだった。
「私は《高飛 鷹子》御嬢様にお仕えする敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事。その名も。《飛車角》この命尽きるその日まで鷹子御嬢様ー貴女にお仕え致しますー」
「ー《飛車角》ー若干、敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事の下りがウザイけど…貴女の忠誠に敬意を払うわ…ありがとう」
そして改めて若干ウザイ、敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事その名も。《飛車角》ー私の執事ーに告げる。
「ー《飛車角》ー地下の労働地獄まで、社長令嬢から社畜令嬢へと相成った私に御一緒してくださるかしら?」若干ウザイ敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事その名も。《飛車角》ー私の執事ーは、満足気に知的なステンレスメガネの奥の切れ長の瞳を細めて、何時ものバリトンボイスで旋律を奏でる様にボウアンドスクレープのお辞儀をして魅せて満足気に言ったのだった。
「ーー仰せの儘にーー」
こうしてその日。麗らかな春の日差しが注ぐ頃。麗しき社長令嬢であった《高飛 鷹子》は〈高飛コーポレーション〉の破産手続きに追われ。そして昼には邸宅差し押さえにて退去し、夜は地下強制労働施設にて過酷な肉体労働を課せられる。麗しき社長令嬢から社畜令嬢へと相成ったのであった。
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そして晴れて!?二人が強制送還された!?!?
(送られた)!?!?
地下の強制労働施設ーー!!!!
其処は、見渡すばかりの土の世界ーー!!!!
冥土とは、此処の事を言うのでは無いかと思う程の昼間でも薄暗い。てか、朝も昼も夜も薄暗いので時間の感覚がわからなくなる。此処に送られて、四六時中なんかスコップ持たされてひたすらに穴を掘らされている。
もう一週間もただひたすらに!!
何この仕事!?土竜!?土竜の仕事なの!?
えっ!?私もしかして土竜になったの!?
ねぇ、そうなの!?出禁かしら!?
地上から出禁くらっちゃったのかしら!?
「ー《飛車角》ーねぇ!!《飛車角》!!」
私は己が土竜!?土竜になったんじゃないのかと己でも良くわからない不安に駆られて、私の隣で、それこそ土竜になったんじゃないのかと思う程にスコップで土を掘り続けている敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事のー私に仕える執事ーその名も《飛車角》を呼ぶ!!
「ー何でございましょうー鷹子御嬢様?《飛車角》今、スコップが良い感じで無双していて、穴掘りが良い感じで捗っているのですけど?くだらない用件でしたら。スコップの柄でどつきますよ?」彼はポマードで七三に分けた白髪混じりの黒髪を泥に染め上げてドスの利いた低いバリトンボイスで言う。知的なステンレスメガネの奥の切れ長の目が据わっている。何なのもう!?こんなに穴掘りに夢中になって!!土竜なの!?
「ねぇ!!私、土竜になってない!?というか、アナタ大丈夫なの!?こんなに穴掘りに夢中になって!!まさか!!もっ、もう、土竜になっちゃったの!?ーーイテっ!!」
なっ!?殴られた!!スコップの柄で!!執事に殴らた!?パッ、パパにも殴られた事無いのにっっっ!!!!
(※スコップで人を殴ってはいけません❢❢良い子、良い大人の皆様はけして真似などなさらぬ様に御注意下さいませ♡)
「ちょっと!!何すんのよ!!暴力スコップ執事!!」
スコップの柄で小突かれた額を押さえ暴力スコップ執事と化した《飛車角》に抗議の声を上げる!!!!
「誠にもうしわけありません。あまりにも御嬢様が阿呆な事を申されたので、つい」悪びれも無く暴力スコップ執事と化した《飛車角》が感情のこもっていない棒読みの上辺だけの謝罪を口にする。
「だって!!もう一週間よ!?一週間も寝ても覚めてもずっとスコップで穴掘りしてるのよ!?何この仕事!?この仕事に何の意味があるの!?なんやコレ賭博ですか!?黙示録なんですかっっっ!!」クルクル巻の鷹色の縦ロールを泥に汚して叫ぶ私に呆れた様に暴力スコップ執事と化した《飛車角》が感情のこもってない声で応える「本当に御嬢様は阿呆でございますね。地下強制労働地獄に意味なんて有りませんよ。意味の無い労働を課すのが地下強制労働施設です!!わかったら黙ってスコップを持ちなさい!!そして穴を掘りなさい!!唄を唄い心身共に土竜になりなさい!!」
「そんな!!意味もなく穴を掘り続けるなんて私もう耐えられない!!こんなのただの土竜じゃない!!ただの社畜よ!!もう嫌だ!!え〜〜ん!!」スコップを放り投げて私が子供みたいに泣きじゃくれば暴力スコップ執事と化した《飛車角》が「ーやれやれー御嬢様はクソガキでございますか?ほら。ちゃんとスコップを持ってください」と。私をの放り投げたスコップを拾い上げ持たせようとしてくる。ので私は断固拒否!!
「ヤダ!!私スコップじゃなくてシャベル派だもん!!」
「ヤダヤダ期ですか?全くもう。変な屁理屈こねないで頂きたい。そんな事を言い出したら。私だってスコップではなく実は鍬派です!」
「そんなんどうでもいいわ!!」渾身のツッコミを実は鍬派な敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事のー私に仕える執事ーその名も《飛車角》に駄々を捏ねて言う。
「アナタ敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事なんでしょ!?この土竜な状況どうにか出来ないの!?しかも私以外周りにいるのみんなオッサンなんですけど!?どゆこと!?もはや地獄黙示録なんですけど!?もうヤダ!!」
ヤダ!!ヤダ!!と土の上に転がって子供の様に地団駄踏んでジタバタと駄々を捏ねてみる。
「…………」敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事である《飛車角》は生暖かい目で私を見ている。
「しかも何なのよ!!このクソみたいな色の作業!!土竜なの!?色がダサすぎて終わってるんですけど!?こんな作業はヤダ!!もっとこうワークでウーマンみたいな蛍光ピンクの迷彩柄みたいな!!オサレな作業着が良い!!」
ヤダ!!ヤダ!!ヤダ!!と更に。土の上に転がって子供の様に地団駄踏んでジタバタと駄々を捏ねて続けてみる。
「ー全くもうーしょうがない御嬢様ですね。クソダサイ作業着の件はクソ程どうでも良いですが、一つ。ここから出る秘策があります!」と。敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事の《飛車角》が呆れ眼で私を生暖かい目で見やり。溜め息混じりに言う。共に賭博なる黙示録の様な強制地下労働地獄送りになった(※自ら進んでついてきた)彼はポマードで七三に分けた白髪混じりの黒髪を泥に染め上げてこの強制地下労働地獄から抜け出し莫大な借金を返済する策があると言う。果たして、その飛車角の秘策と言うのはーー。
「ー鷹子御嬢様ー私を推してくださいましーー」
「はぁぁぁぁぁあああぁぁあ!?!?」
全く意味がわからない社畜令嬢は腹ペコな腹の底からワケワカメなんですけど!?!?ーーと。声を上げた。
敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事。
《飛車角》の秘策とはコレ如何にーー!?!?
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地下の強制労働施設にて、社畜令嬢いや、最早、スコップ土竜令嬢と化した《高飛 鷹子》(※スコップじゃなくてシャベル派だもん!!)と敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事、いや、最早、スコップ土竜執事と化したー《飛車角》(※実は鍬派です!!)ーの命運や如何に!?
頑張れ!!スコップ土竜令嬢《高飛 鷹子》!!
(※スコップじゃなくてシャベル派だもん)!!
頑張れ!!スコップ土竜敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事ー《飛車角》(※実は鍬派です)ー!!
次回、敏腕黒幕ハイスペックハイパーウルトラ執事。
《飛車角》の謎の秘策と言う名のスコップが唸る予感!?
♡ジレンマその3♡地下強制労働施設!!〜閉幕〜
♡ジレンマその4♡地下強制労働地獄!!へ続く。




