P.4-2 ギルドに入ろう
毎日更新、途切れそうです。
10月26日
俺は、フュルーレにある、ギルドにいた。
俺の知識では、ギルドというのは、有害モンスターとかを狩って、報酬を貰うところだと思う。
って、それ、モ○ハンだろ。
まぁ、百聞は一見にしかず、って言うし、とりあえず来てみた。
なんというか……予想通りって感じ。
掲示板みたいなのに、仕事、いや、クエストのポスターがあって、賑わっているところだった。
「ザ・ギルド、だな」
マジで異世界って感じしかしない。
受付のお姉さんとかいるし。
しかし、どうやったら、クエスト受けられるんだ?
ありがちパターンで言えば、あのクエストポスターを受付に持っていけばいいんだろうけど……。
よし、聞くか。
「あのー、仕事って、どうやって受ければいいんですか?」
「ここにくるのは初めてですよね?」
「えぇ、まぁ……」
「では、ギルドカードの作成をしなくてはなりませんね」
「ギルドカードって?」
なに? ギルドって、会員証みたいなのが必要なの?
クエスト1つクリアするたびにポイントがもらえるとか、そういうの?
「ギルドカードは、仕事を受けるための証明書みたいなものなんですよ。あと、パーティーを組んだりとか、功績を挙げた人には、表彰がされたり……」
なるほど。レンタルするのには、会員登録が必要、みたいなもんだな。
「じゃあ、作ってもらっていいですか?」
「では、身分証明書のご提示をお願いします」
え? マジで某レンタルショップみたいじゃん。
とはいえ、身分証明書って、そんなものあったかな……。
あった。そういえば。
「これでいいんですか?」
と言って、見せたのは、俺がステータスカード(仮)と称したあのカードだ。
あれは、この世界に入ると現れる、都合のいいカード。
最初から持っていたから、キーカードなのでは? と、思っていた。
カードだけにね。
すいません。寒いですよね。
まぁ、まさか、こんなところで役に立つとは。
「はい、拝見させてもらいます」
あれが身分証明書だったようだ。
「……シンキソウ、24歳、ですね?」
「はい、そうです」
「では、こちらがギルドカードです」
手続き早ッ! 最近売りの、手続きわずか10分、とかのCMかよ。
「ありがとうございます」
うん、まぁ、すぐ済んでよかった。
「もしよければ……適性属性、調べますか?」
補足
身分証明書には、表と裏があり、表には名前と歳しか書いていないが、適性属性やスキル、パラメーターは、裏に書いてある。
そのため、俺が全属性を使えるようになるチートスキルやパラメーターは見ていないのだ。
しかし、俺は、ちょっとした悪戯の意味も込めて、適性属性を調べてもらうことにした。
「どうやったら分かるんです?」
「この石に触れてみてください。そうすると、石が光を放ち、その色で、属性が分かります」
受付のお姉さんは続ける。
「2色以上あると、2つ以上の属性があることを示し、赤が火、青が水、黄が雷、緑が風、オレンジが土を表します」
「なるほど」
俺は、説明が終わるとともに、透明な石に触れた。
まぁ、結果は見えてるけど。
もちろん、5色すべてが光った。
「凄いですね。まさか、全属性使えるとは……」
まぁ、こうなるわな。
「アハハ……」
俺は、なんか申し訳なくて、苦笑してしまう。
「しかし、これであなたは、ギルドの仲間入りですよ」
「あぁ、そっか」
「では、お仕事、頑張ってくださいね」
笑顔で俺を歓迎した受付のお姉さんに、笑顔を返し、掲示板へ向かう。
さて、最初の仕事は何にしようかな。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
次回、明日更新できないかもしれません。
そんなの誰も求めてない、ですか。




