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P.4-1 異世界の旅の序章

 頑張ります。

 10月26日


 起きたのは、夜11時だった。

 自ら寝落ちに走ったのが、正午頃、つまり12時程度。

 かなりの時間寝ていたようだ。

 今、異世界では、午前の11時だろう。


「行くか……」


 今日の午後は、何も仕事をしていなかった。

 挽回しねぇとな。


  *


 地下室の黒く重々しい扉を開ける。


 あっ、扉の様子を言ってませんでしたよね。

 薄暗い地下室の最奥。最奥ってのは、分かりますよね? 一番奥って意味ですよ。

 最奥って使いたかったんですよ。

 まぁ、それはいいとして、続けよう。

 黒く彩られたその扉は、一層重々しく感じる。


 その扉の先に待つのは……

 宿だ。

 異世界の宿。

 今の絶対神の神鍵(ワールド・ピース)のセーブポイント。

 

 しかし、異世界にいても、やることがない。

 どこにいても暇人である。

 いや、現実世界では、ラノベ作家という仕事がありますよ?

 でも、小説書いてないときは、暇人同様ですけどね。

 え! いや、こんなの俺だけですよ?

 他の方々は、知りませんよ。


 しかし、俺、異世界の金を持っていない。

 まぁ、腹が減ったら、現実世界に帰ればいいだけだしね。

 

「!」


 閃いた。閃いちゃったよ~。

 俺、異世界に住もう。

 少しの間だけ、この世界にいよう。

 なら、やることは決まった。

 まず、あの鬼編集にメールだ。

 俺は、扉から現実世界に戻った。そして、自分のスマホを手に取り、


『しばらく休む。たまに連絡、編集部に行く。』


とだけメールをした。


「よし、行くか」


 俺は、扉を再び開け、異世界に飛び込んだ。


  *

 さて、なにから始めようか。

 そんなの決まってる。

 資金集めだ。

 なら簡単。

 仕事、いやギルドに行こう。

 俺のスキルありゃ、なんだって出来るだろ。

 よし、仕事開始だ。

 この仕事の経験を、ラノベにしないとな。

 異世界の旅、いや、ラノベのネタ集めを本格的にしよう。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 1週間、連続更新できました!

 この努力を汲んで、評価などしてもらえると、ありがたいです。

 

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