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P.1 ラノベのネタ探しのはずだったかのだが……

 毎日更新できるよう、頑張ります。

 18時更新ですかね。


 10月24日

 今日は、異世界に行って、新作ラノベのネタ拾いをしようと思う。

 

 補足

 俺の特殊な日常、異世界に行けることだが、異世界チートスキルの“絶対神の神鍵(ワールド・ピース)”は、異世界から現実世界を繋げるものだ。

 現実世界からは“絶対神の神鍵”を使って、最後に繋げた場所にしか行けない。

 最初に異世界に行ったときは、荒野からのスタートだったかな。


  *

 

 そして、今いるのは、この異世界初の町、フュルーレ。その宿泊施設だ。

 今は、この世界では夕方12時ぐらいだ。

 現実じゃあ、夜11時くらいだと思う。

 しかし、来たからと言って、やることなし!

 “絶対神(ゼウス)”の称号貰ってるけど、使い時が今のところ、皆無!

 残念過ぎる……。

 ラノベのネタじゃねぇな、今の俺。

 これじゃあ、ただ単に異世界に行けるラノベ作家がだらだらしてるだけ。

 これ原稿として、編集の人に出したら……。


「没!」


 とか言われて、玉砕確定。

 真面目にやろう。


  *

 

 さて、真面目にやると言っても、ネタがないから、とりあえず歩く。

 賑わう町の中を、俺は一人歩く。

 おっと、この状態は~精神的に辛い!

 俺の足取りが次第に重くなる~。

 そんな、負のオーラを撒き散らしてる俺に、話かけてくる人がいた。


「おいそこの死んだ魚みたいな目してる兄ちゃん」

「あ? 死んだ魚とは失礼だな。何日目だ?」


 俺に話掛けたのは、果物屋のオッサンだった(初対面)。


「すまねぇ、冗談だよ。ん? その何日目かの質問は死んでから、という意味か?」

「何日目かのやつは冗談だ。で、要件は?」


 お互いに軽口を叩いたところで本題へ。


「いや~あんた、暇だろ? 明日、中央広場で祭りがあってな……」


 話が読めてきた、俺氏。


「明日だけ、店番してくれねぇか?」


 予想的中の、俺氏。

 俺氏をなぜか使いたい、俺氏。

 やめます。


「暇だろって、断定かよ……まぁ、暇だけど……」

「やってくれるのか! 助かった、お前さんには感謝するぜ」

「いやまだ、いいとは言って……」

「よし! 明日の9時にまた、ここに来てくれ。頼むよ」

 

 こいつ、俺の言葉遮って、ごり押ししよった。


「ハァ。めんどくさいことになった……」


 ため息と共に、俺は、とぼとぼ歩き始める。

 地平線の向こうに沈みかけている夕日に背を向けて。

 これじゃあ、ネタはまた浮かばねぇな。

 ラノベのネタ探しのはずなんだが……

 

 読んでくださり、ありがとうごさいます。

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