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今後は口答えする気なのね…

ーーーー遡ること1時間前


アーズとキュナは広場にて今後の方針をどうするか、その話をしていた。


「今すぐにお父様の所に乗り込むのは当然得策ではないです。先に周りから固めていきたいと考えていますが…」


「その固めるとはどのような事なのだ。」


「当然、私には兄妹が居ます。私の1番上のカイ様のような私に帝王になって欲しくないと考える方も居ますが、私を支持している人も少なくは無いのです。先にそちらから接触を図り、仲間を集わせるのが良いと思っています。」



「仲間か…。集まった場合、私の居場所…、という名の戦闘できる場面はあるのであろうな?自分で言うのは引けるが私は今戦闘狂と言ってもいいだろう。」



「問題ありません。アーズ様には私たちが逆立ちしても勝てない相手が居ます。その相手を確実にぶつける為には私の案を採用して欲しいのです」



キュナは既にアーズをひとつの駒として、そして最高戦力としての布陣を脳内で完成させ、その作戦でこの計画を成功させようと企てていた。



「では、その作戦で────動き出した。代われ!」



言葉の途中で突然キュナの中の何かが入れ替わった様であった。



ふむ、何も周囲に悟られないように中身と入れ替わるか、中々どうして、支配権はキュナではないようだ。

まぁ問題なかろう…

アーズはこの世界に来てからというもの、一向に脅威を感じたことは無かったので既に楽観視していた。



「ふぅ…。つい先日いい勝負をして眠ったのにもう動きがあったのね!さぁ次はどうしようかしら?」



「おい、お前は今キュナではあるが、キュナではないな?」



簡単なことであろうが一応は聞いておくアーズ。


「えぇ。そうよ。私はそのままキュナでいいわ。貴方はーーーーーー」



そうアーズをしっかりと凝視したキュナは突然自分の手で目を覆った。


え───────いや、馬鹿でしょこの男。聖職者?いや、そんな生ぬるいものじゃない…。光が果てしなく、まさかゆ、勇者????



キュナ(?)の思考はフリーズしていた。当然1世界の悪魔ごときが例え下位宇宙だったとしてもその宇宙を統一してみせた聖王を見たのだ。こうなるのは言わずもがな、当然のことであった。



「どうした、キュナよ。今はお前に着いていくしかないんでな、キュナがそうであるか、そうでないかは重要ではない。今後今のキュナが考えておるプランを述べてくれ。」



そう。今のアーズには善悪など二の次であった。当然アーズにとっては善良こそが1番と考えているのは聖王にとって当たり前である。しかし今のアーズには勝手に善悪を決めるというのは些か愚かであると考えている。その点、今はキュナの要望に動けばどうにでもなると思っているのだ。簡単に言うと責任転嫁を行う気が満々であるという事だ。



「す、すまないわね。ちょっと寝てて突然外の景色の光を浴びてビックリしただけだわ。」



いや、そんなはずはない。私の存在値を見てパニックに陥ったという所であろう。


そう、アーズは鈍くはなかった。当然統一したアーズはその辺も長けているのだ。


この世界に来て大した相手に出会えていない。正直に言うと不安ではある。が、これからであろうか、まだ1日しか経ってないがここまで闘える場面にいることの方が良かったと考えるべきか。



「ねぇ…貴方こそ何を考えてるのよ。」


そんな事を考えているとようやく落ち着いたであろうキュナから声が掛けられた。


「あぁ…すまない。続きを話してくれ」



「私が目覚めた理由は私が洗脳した仲間たちが動き始めたからなの。という事で、流石に今から乗り込んで殺り合うってのは動いてる仲間にもあれだから、とりあえず宣戦布告でも行こうかしらと。」


「あぁ…。私はそれに付き合おう。当然だが私も宣戦布告してからは遊ぶからな。」



そういったアーズの顔はまるで無邪気な子供を連想させるような顔であった。



「じゃあ行こうかしらね。飛んでいくわよ。」



「今は口答えせずに全てキュナに任せるぞ。」



「今後は口答えする気なのね…」



そんな話をしながら先程の王の謁見場に続いた。



と、そんな感じの流れがあって現在に至るのだが、アーズは1人考え込んでいた。



1週間後という話になった訳だが、私はそんなに長く待つことは出来ない。当たり前だ、この楽しい感情を冷ましてどうするのだ。とにかく、キュナの計画があるようだが、私は私でこれから動かせて貰おう。



「ふぅ…満足した!ってな感じで1週間後には攻めるからそれなりの準備を…って貴方は大丈夫か。」



「ふむ、難しく考える必要はない、目の前に出てくる相手を屠れば良いだけだ。」



「その意気ね!じゃあ1週間後に!」



「では、俺は適当にこの街をブラブラして一日を過ごそう。」



この時キュナは気づけなかった。アーズから目を離してしまったことでどうなるのかを…





おいす。俺です。だりおです。

最近いいペースで書けてるのではと思うとります。

いやぁ…、話の流れは出来ているのですが文字起こしするのが非常に難しくて…、もしかしたら急に編集でガラッと内容が変わるかも…?ですが、その辺はまたお知らせにて報告したいと思っています。


ではまた12話でお会いしましょう!

何卒よろしくお願いしますm(_ _)m

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