天皇制を容認する日本共産党の立ち位置
初出:令和8年7月24日
次期天皇は愛子様か悠仁様か。
愛子天皇が誕生してもただちに男系天皇制が崩れるわけではないが、愛子様が結婚されてお子様が誕生し、将来そのお子様が天皇に即位した場合、女系天皇になるということらしい。
いずれにせよ、皇室典範改正法をめぐり、SNSでも議論が白熱している。
ここで注目したいのが日本共産党の見解だ。
もともと共産党は天皇制反対だったのではないか。それがどうも最近、天皇制容認に転向してしまったらしい。
そもそも共産党という組織の正体は何か。
ここでは公式見解やアカデミズム的視点ではなく、あくまで陰謀論的視点から考察してみたい。
1.共産党が癒着しているのは中共でなく自民党?
共産党は戦前から存在しており、もともとは連合赤軍、中核派、革マル派といったテロ組織同様、一人前?の左翼だった。
昔、NHKの国会中継でハマコーこと浜田幸一議員が「宮本顕治君は人殺しである」発言で物議を醸したことがある。戦前、共産党の代表、宮本氏らが特高警察のスパイをリンチ殺人した事件をハマコーが全国テレビで暴露した。
昔はともかく、現在の共産党は(基本的には?)テロ活動でなく、選挙で議員を国会に送るといった合法手段で左翼思想を政治に反映させる政党ということになっている。
ネトウヨが共産党と外国の共産主義勢力との癒着を指摘することがあるようだが、実際のところ日本の共産党は同じマルクス主義を標榜するものの、かつてのソ連とも中国共産党とも癒着せず、独立していると思う。
むしろ80年代以降、共産党が本当に癒着しているのは自民党ではないか、と思うことがある。
戦前はともかく、戦後、それも80年代以降はいわゆる70年代のテロ左翼とは違い、共産党は日本政府、もしくは自民党と密約を結んだのではないか。
左翼思想を標榜する一方で、自民党政権を揺るがすことはせず、自らは国政では万年野党を演じる。また地方政治では共産党の市長が誕生するなど、与党として活躍する場も与えられた。これが共産党の正体だ。
かつて日本社会党が野党第一党のとき、与党に反対の有権者の票を割るために共産党が活躍した。政策は社会党に近いが、共産党は反自民の票を割ることで自民党を勝たせた。
民主党が政権をねらうようになると、共産党はまたしても民主党の票を割って自民党を応援した。ただし、結果的に民主党政権は短期間ではあったが誕生することになるが。
こうして考えると共産党はエセ左翼かもしれない。CIAや北朝鮮と癒着した街宣右翼をエセ右翼と称するように、日本共産党も頭にエセをつけるべき左翼勢力だろう。
もちろんそれが悪いかどうかは一概に言えない。爆破テロなどを主活動とするコテコテの左翼よりは、国民にとり危険性の少ない左翼ではあるからだ。
2.アンチ天皇派としての共産党の立ち位置
戦後、日本の天皇制に反対する勢力は多かった。
ネトウヨが天皇制に反対するのは在日か朝鮮人だと唱えるが、戦後まもなくは純粋な日本人でも天皇制廃止論者は多かった。
神風特攻隊で赤紙1枚で日本政府に犬死させられた青年の遺族の多くは、当然、アンチ天皇派になる。
沖縄は1972年で日本に返還される前は米国領だった。返還後、天皇皇后両陛下が最初にご訪問された際、多くの沖縄県民が天皇の行列に物を投げつけたというニュースを覚えている。
こうしたアンチ天皇派の受け皿になったのが日本共産党だった。
アンチ天皇派の勢力がばらばらでは政府としては対応しにくい。そこで政府としてはアンチ天皇派はすべて共産党内に集約させた。
共産党は政府と密約を結んでおり、アンチ天皇派のガス抜きはするものの、日本国民が本当に天皇制を打倒しないように体制を維持する役割を果たしてきた。
もし天皇制廃止を唱える大きな勢力が複数存在した場合、政府としては国家転覆の危険度が大きくなる。天皇制廃止を唱えるのは共産党だけに留めておき、共産党と密約を結んでおけば、国家の体制は安泰となる。
3.中国が望むのは女系天皇でなく天皇制廃止?
ところで皇室評論家の竹田恒泰氏によると、愛子天皇を推す勢力の背後には中国がいるという。
しかしながら小生の私見では愛子天皇推し勢力の背後にはCIAがいると考えている。
一方で悠仁天皇推し勢力の背後には、日本の既得権層、上級国民層がいると思うのだ。
中国ならまず日本の天皇制廃止を望むのではないか。
日本の弱体化を望む中国としてはまず女系天皇を日本に誕生させてから国民の天皇支持率を下げ、天皇制廃止にもっていくというのが、SNSでよく目にする悠仁天皇推しの言い分だが、中国がそこまで回り道を選ぶだろうか。
たとえ女系天皇が日本に爆誕してもマスコミが御用学者を使って女系天皇は正統だと吹聴すれば、国民は専門家の意見ということでそれを妄信するだろう。女系天皇で日本が弱体化するということはなさそうだ。ただある種の既得権層が割を食うかもしれない。
天皇制廃止を目論んでいるなら、中国の工作員はまず日本のSNSに天皇制廃止論を普及させると思うのだ。
いずれにせよ、共産党が天皇制廃止論を捨ててしまったのはよくない。
戦前は天皇制廃止を国民が唱えようものなら憲兵に逮捕され、処刑されたものだ。
戦後は言論の自由が国民に担保されたことが、国民にとり敗戦の数少ないメリットだったはずだ。
ガス抜きであれ、アンチ天皇派の牙城として、日本共産党の立ち位置についてもう一度考えてもらいたい。
こういうわがままを言うのは、日本国民一億人中、小生一人だけではあるまい。
(つづく)




