↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうでもいい話 脱力エッセー  作者: カキヒト・シラズ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
115/150

米中会談のネット評雑感

初出:令和8年5月17日



 米国トランプ大統領が13日から15日、中国を訪問し、習近平国家主席と会談した。

 テレビの映像を見るかぎり両者は仲良さそうだったが、ネットでの評価はまちまちだ。


 今回の米中会談でトランプは習近平に恥をかかされ、敗北したという内容のネット動画を観た直後、今度はその真逆のタイトルの動画、すなわち「習近平が恥をかかされた」という動画を見つけた。

 はたして今回の首脳会談は米国に有利に働いたのか、それとも中国に有利に働いたのか。


 台湾問題に関して中国は、米国がこれ以上、武器を台湾に供給するなと釘を刺した。

 一方、米国は台湾問題について話し合いはなかったとごまかした。

 またホルムズ海峡問題について、イランに封鎖をやめるよう米国は中国に要請した。中国側はホルムズ海峡は開放すべきとしたものの、この問題について具体的政策の話し合いはなかったと白を切った。

 

 策士なのはどっちもどっちという感じがする。


 恥をかいたのはトランプなのか習近平なのか。インフルエンサーの立場で見解が変わる。

 インフルエンサーの背後に米国推しの勢力がいるのか、中国推しの勢力がいるのかで、同一のニュースをどのようにでも評論できる。


 ちなみにトランプが恥をかいたという動画は、歴史作家兼ユーチューバーの加治将一氏の動画である。

 加治氏は反中派の立場ながら今回の会談を習近平の勝利と解説する。

 またこのままだと将来、日本は中国に征服されると予想する。

 加治氏の予想は以下の通りだ。

 最初にマスコミの評論家たちがあるときからこぞって親中派になり、日本人はウイグル自治区のような奴隷状態にならないから安心するよう世論を誘導する。

 次に日本が中国領になると香港のように1国N制度で特別自治権が認められた日本省となり、日本人に親中思想を洗脳し、日本人は中国政府に抵抗することなく徐々に中国に同化していくとのこと。



1.会談を好意的に解釈してみる


 私見だが今回の会談は現状維持を確認できたことが一つの成果だったのではないか。

 現状をさらに悪化させずに歯止めをかけたという感じか。

 

 中国は今すぐに台湾を侵略しない。

 侵略するのは、米国が台湾に兵器供与するなど軍事的支援をしたときである。

 一方、米国はイランとの戦争ですぐに核兵器は使わない。

 また具体策はないのもののホルムズ海峡は開放すべきという基本合意を米国は中国から取り付けた。

 これらが今回の会談の成果といったところか。


 ところで占星術師でユーチューバーのマドモアゼル愛氏の動画を観ると、米中会談を歓迎している。だが五大紙や地上波が唱えているのとは全く違った陰謀論的世界観で歓迎しているのだ。

 習近平、トランプ、プーチンといった世界政治の三巨頭は、共通の敵、ディープステート(以下、DS)と戦うべく、一致団結していると説く。

 習近平はこれまで国内の中国共産党内の悪しき勢力と戦ってきたが、ようやく退治した。

 一方、トランプもイランと戦争していると見せかけ、イラン内(あるいはイスラエル内も?)のDS勢力を退治した。

 そこで両者は会談して互いにねぎらい、新世界について語り合ったのだと言う。

 この後、ロシアのプーチン大統領が訪中し、北京で習近平と会談予定であることを考えると、信憑性が感じられなくもない。


 ただし愛氏はしばらくの間、庶民はインフレなど社会的混乱で苦しい生活が続くと予言している。これは敗戦直後の日本人の貧乏生活を連想させる。

 そしてその混乱が終わった後、すばらしい未来が待っていると愛氏は説く。

 アベノミクス以降、所得が激減し、経済的に苦しい思いをしてきた小生から言わせれば、これ以上の貧困は耐え難い。今すぐ楽になりたい。

 だからあまり愛氏が予言する通りにことが運んでほしくない気もするのだか。



2.笑ってごまかす高市首相


 さて、トランプが帰国途中、エアフォースワンから日本の高市首相に電話した。

 マスコミに対して高市首相はこの電話会談で「揺るぎない日米同盟を確信した」と教科書的回答で記者たちをいなしたが、続いての質問で詳細は答えられないと笑ってごまかした。

 だがこの笑ってごまかした部分が重要であり、国民が一番知りたい内容なのだ。


 円安が進行しているので政府は米国債を売り、円高に誘導したところ、米中会談で再び円安になってしまったようだが、今後、ドル安を防ぐため、米国債を売るなとトランプに命令されたのか。


 ホルムズ海峡封鎖のため、ナフサが不足して日本経済が危機に瀕しているが、ロシアから原油を輸入すればこの問題はかなり改善される。だがロシア・ウクライナ戦争で日本は米国の命令でウクライナ側を支持しているのでロシアから輸入にしづらい。

 しかしながら米国としては日本がロシア側に寝返ってほしくない。そのことをトランプは電話で伝えたのか。


 台湾問題だが、本当は米国は台湾を中国に献上したのかもしれない。

 あるいは台湾に沖縄をつけて中国に献上したのか。そして九州より北側、東側の日本領は従来通り米国植民地状態で維持することを米中会談で合意したのか。


 様々な妄想を思いつくが、高市氏が笑ってごまかした箇所こそ情報開示をお願いしたい。


**************


 今回の米中会談のネット評を総括すると、正反対の意見があるので何が真実なのかわかりづらい。

 トランプ推し、習近平推しはそれぞれインフルエンサー、もしくはユーチューバーが所属する組織の事情によるものだと推測できる。

 しかしこの期に及んで高市推しの意見をちゃっかり紛れこませておくインフルエンサーには感情的に腹が立つ。


(つづく)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ごめんなさい。斜め読みですが、自分の見解を書きます。 トランプの狙いは脱DSで、新たなDSなのかまともな世界なのかを 作る事にあると思います。 脱DSをするためには、敵は姿もろくに見せないヨーロッパD…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。