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マッド幽霊リベンジ  作者: 神田一二


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第2話2

あぁ~無常

朝になり太陽の光でリカムは起きた。


「眩しすぎる。こんな朝の太陽って眩しかったけぇ?」

久しぶりの朝、天界の牢獄にいた時はこんな眩しい光は無かったのでリカムは驚きを隠せなかった。

でも、光は美しく神々しかった。

「さてと、シャワーでも入りますか・・・」

リカムは茫然と歩きながらシャワー室に向かって行った。



シャワー室を上がりすっきりしたのかリカムは次第に目のぼやけさが消えて来た。


そして、シャワー室を出て絵を見た。

リカムは驚いた。


「なんだ。これ?」


昨日、見た絵とは違って悪魔たちは神話に出てくる七つの大罪の暴食の悪魔に隠れて多種多様な人物たちは暴食の悪魔に無謀にも戦っている。

そんな様子が映し出されている絵だった。


「何だ。これ気持ち悪い。」

リカムはそんな言葉を吐いて双子たちが待つキッチンに向かった。



キッチンに着いたが誰もいなかった・・


「お~い!セブブ、ベルどこにいるんだ・・・」

周りを見渡してみると目を仰天させた。


「な、何だ。これ・・・」


周りには荒らされた光景が一気に広がる光景がリカムの脳に伝えられる。


服は乱雑で食器は割れている。

「昨日の夜何があったんだ?」

リカムは息を荒げてとにかく何かないかと何を探すわけではないがとにかく意味のない宝さがしを始めた。

そんな無意味な行動して早数時間・・・もちろん何も見つけられなくただ自己満のために動いただけに終わった。


どうして、いなくなったのだろう。本当に分からないと頭を抱えて廊下をうろちょろしているともう一回あの謎の絵を見た。


「あれ、どこかで既視感がある。」

リカムは首を傾げて前世の思い出を掘り起こす。

「あっ、これアドルメーソンの地形に似てるな」

アドルメーソン・・・それは戦争でミサイルがボコボコになった地形である。

「確か、アドルメーソンでの戦いはまさか・・・そんな訳ないよな。本当なのか・・・」

リカムはもっと絵を注視して見ていると絵の額縁から一枚の紙が出て来た。


紙にはびっしり文字が書いてあってこの世の文字ではなかったがリカムは流暢に読み始めた。


「えっと・・・神具、預言の絵・・・・この絵は預言の天使を抹消する代わりにできた道具。この絵は全ての事を知っています。そして、能力は所有者の近い将来に起こる未来を漠然敵に教える程度の力である。そして、初代所有者が死んでしまったら息子、娘に継承される。但し、継承が無かったら死んだ者のものとなる」


そんな事が書いてあった。

もし、双子の父親が死んだと仮定すると所有者はアビスの双子たちに継承された。とすると・・・嘘だろ


リカムは頭を抱えて膝から崩れ落ちた。そして、無情にも涙が出て来た。


「嘘、嘘・・・」


小さなリカムの悲鳴、叫びは止まらなかった。


「それにしても、本当なのか」

気になって外に急いで出ようと荷物を詰めて玄関を勢い良く開けて外に出る。

外の空気は戦争だろうか火薬、劇薬、死体のフラン臭が充満してとても吸える様なものではなかった。

リカムは咳払いをして荒廃した街を進む。


「標識、人、標識、人・・・」


リカムは標識と人を探していた。


そして、標識を見つけた。

標識の文字はフランス語で書かれていた。

「う・・・」

リカムは急にうな垂れていた。

「まぁでもまだね!!人を探そう!!」

急に元気になり次は人を探し始める。

そして、丁度休憩中の軍人がいた。


「あの、すいません!ここは、どこで西暦何年ですか?」

リカムは軍人に聞く

「可笑しな子だな。ここはフランス、そして、今は、2030年だよ。」

軍人はそう言った。

「そ、そうですか・・」

リカムはその場を去った。

「やっぱりあの事件に巻き込まれたんだな。」


リカムはようやく確信した。

「確か、事件を起こした首謀者は東ヨーロッパ軍六芒星の一人、バアルだったけなぁ。お前を倒す。」

リカムはそう言い準備を始めた。



リカムは一度、確認のためにリリウムからもらった物を確認する。

「えっとこれが大鎌、説明書が神具、力の大鎌武器の天使が暇、気まぐれで作った。すごい鎌。能力は50メートルの怪物を殺せる程度の力。」

ヤバいなと思いながら大鎌を四次元ポケットにしまい。

「そういえば、頭巾はなんだ?」

説明書を読んでみる

「神具、透明頭巾。物好きが考えたグリム神話の頃簿シリーズの第一弾!これを被ることによって実態が無くなります。能力は前途に言った通り」


アパレルショップみたいな言い方だな。リカムは内心説明書でふざけるなよと思っていた。


「まぁ、いいや。これも入れておこうとまた四次元ポケットに入れた。」


「じゃあ、行きますか・・・」

リカムは両頬を勢い良く叩き底知れない怒り憤りそして、自分の力を信じてアドルメーソンの戦地に向かった。


本当にあの事件だったら私はバアルを許さない。



「申し上げます。バアル様、今日拉致した。双子の兄妹の実験は成功しました。今日の午後戦地に向かわせます。」

軍人は跪いてバアルに言う

「そうか、それならいい。さぁ、西よ。我らの力を見てくれ!!ハハハ」

バアルは高らかに笑っていた。



ある新聞で読んだことがある私が死ぬ1年前フランスで東ヨーロッパ軍が人類初めてのサイボーグ兵器を使用したと確か、その兵器は拉致したフランス人の子どもで双子。整合性が凄く色んな戦場で使われた。

私が死んでからも暴れて敗戦した時も最後まで抵抗して最終的には火山に落ちたらしいが定かかどうか・・・


リカムはミサイルで凸凹して軍人たちが今まさに戦っている所を堂々と歩いていた。


敵陣に着きリカムは頭巾を外した。

「こんにちわ。」

兵士たちににこやかな挨拶をするリカム


「お前は誰だ!!西軍のやろうか!」

兵士たちはリカムに向かって銃を向ける。


「おいおい、レディーに銃を向けるな!!悪魔ども!!」

リカムは四次元ポケットから大鎌を出して兵士をぶった切る。


「「「ああああああああああ!!!!!」」」

叫び雄叫びを上げる兵士たち

そして、狂気な笑顔で笑うリカムの様子



「も、申し上げます。兵士たちが謎の女にどんどん殺されています。バアル様どうしますか?」

焦る幹部たちにバアルはこう諭す。

「双子たちを使えそうすればアイツは最強なんだろ。ベルゼブブは・・・」



リカムは笑いながら快刀乱麻的に敵兵を殺していた。

「ギャハハ、さぁ、来い!!お前ら!!」

叫び暴れるリカム

その時・・・

「うおおおおおお!!」

後ろから叫ぶ声リカムが振り向くとそこには異形の形をした怪物が・・・


だがしかし、リカムは一瞬で分かったこれは、ベルとセブブだと。

リカムは泣きながら


「やっぱり君たちだったんだね。苦しかっただろうに守れなくてごめんね。君たちは戦争を恨んでいいからね・・・」

リカムは起伏する感情を押さえつけながら大鎌を怪物にぶつけた。


異形の怪物は真っ二つに切れ倒れた。

リカムは怪物の残骸を四次元ポケットに入れて戦場を進む。



「申し上げます!!サイボーグベルゼブブが壊されました。」

幹部たちは大慌てになっているバアルも憤りをあらわにしている。


「こんにちわ!!」

元気よく敵陣の陣営に入るリカム


「お前か?私のベルゼブブを殺したのは・・・」

「えぇ~そうだけど」

「きさ・・・」

「はい、殺します!!」

リカムは勢いよく飛び大鎌を振るいバアルに一瞬の隙も与えず首をちょん切った。


「あぁ、すっきりした。」

リカムはそう言って敵陣を後にした。



リカムは穴を掘っていた。

「ふう~これくらいで良いかな・・・」

そして、四次元ポケットから怪物の残骸を出して埋めた。


「本当にいろいろありがとなぁ。」

リカムはそう言い花を飾って手を合わせた。

そして、もう一度中世ヨーロッパの間取りの家に入る。

シャワー室の途中の絵はまた変わっていてベルとセブブが左右に寝ていてそして、真ん中にはアネモネ乃花が一輪咲いていた。


リカムは神々しいと見惚れてその晩はずっとその絵を見ていた。

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