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白磁の皿・4

遺品整理屋は古物商ジャンルの仕事なので車やバイクも守備範囲だ。

特に親と仕事をしている時は、車やバイクが俺の担当だったので色々と詳しい。


本当に最近の軽自動車の出来はとても良く運転していても楽しい。

一昔前の乗用車より良いぐらいだ。


ハンドリングはコーナーでステアリングを切るとクッとショックが沈み込み、そこからは粘るようなしなやかな足回りだ。

柔らか過ぎざ硬すぎずこのぐらいの味付けが街乗りにはピッタリだと思う。

内装や装備も一昔前には考えられないほど上質なものになっている。


軽自動車はメーカーの努力や技術が分かりやすい。

あのサイズにこれでもか!っとメーカーの全てを投入するのだ。

ホンダのN-ONEなど本当に素晴らしい。

軽自動車は世界一だ。

“これぞ日本!”と言える技術が詰まっている車と言える。

(最近はやり過ぎで価格も高いけどな)


58号線からハンドルを左海側に切りると、宿泊先のホテルが見える。

道を挟んで左側には原色の建物が乱立している。

一見するとラブホ街か?っと思わせるがここが有名なアメリカンビレッジだ。


ホテルの駐車場に車を入れ、リュックを担ぎエレベーターでフロントまで上がりチェックインをする。


部屋の鍵を受け取り部屋へと向かおうとすると、フロントのアジア系外国人がカウンターから出て荷物を持ち部屋まで案内してくれた。

素晴らしいサービスにさすが一流ホテルっと感心した。

部屋に入って荷物を置き、使い方の説明をし彼女は帰って行った。


カーテンを開けると海が広がっていた。

なかなか良いロケーションだ。


二見さんの娘さんの(ゆい)さんとは明日会う予定なので、今日の予定は移動のスケジュールになっている。

小さなショルダーにスマホと財布を入れ部屋を出る。

道向こうのアメリカンビレッジを散策する事にする。

本当に目の前なのでロビーを出て道を渡れば到着だ。


狭い道にお土産屋などがひしめいている。

この雑踏さが何とも面白い。


塩専門店に立寄る。

店員が寄ってきて塩のウンチクを話出す。

なかなかの商売上手で、聞いてるうちに欲しくなったのでいくつかお土産に購入した。


それにしても思ったより観光客が少ない。


塩屋に聞くと総理の台湾有事の話から中国人の観光客が減っているとのことだ。

ごく一部のお土産屋は打撃だけど、そもそも日本人向けの土産屋は全く変わらないそうだ。

逆に静かになって街中も汚れないし、日本人観光客も増えてきて嬉しいらしい。


そう言えばホテル清掃業者の俺の友人も中国人観光客が減って仕事は減ったけど、部屋が汚れず清掃しやすくなって従業員のストレスが減ったっと言っていた。

とにかく何で?っと言うぐらい散らかし汚すので、精神的に泣たくなるぐらい辛いらしい。

それを理由に何人か辞めた人も居るそうだ。


ブルーシールアイスで塩ちんすこうアイスを頼み外で食べる。

近くに渋いドゥカティ・マイクヘイルウッドレプリカがとまっているので見に行く。

白と黒に塗り替えられてカウルは外され丸ライトにしてある。

セパレートハンドルについたミラーを見る。

バリバリ伝説の巨摩郡使用、いわゆるグンミラーになっている。


ゴミを捨て、別の路地を進む。

土産が色々と売っている所に入る。

出発にあたり依頼者の糸子さんにお小遣いをもらってしまったので、糸子さんに色々お土産チョイスする。

綺麗な柄に染めた布を貼った手鏡を手に取る。

色々な柄があって面白い。

少し大きく開くと卓上鏡になる物もあった。

これを1つ購入する事にした。


2万ぐらい色々買い込み、宅急便で職場の“図書室”に送ってもらう事にした。今日は木曜日だから月曜日には届くだろう。


タコス屋を覗き生地は自家製との事で1つ頼む。

プラプラと海の方に向かう。




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