五彩の闇・7
一切有為法 如夢幻泡影 一切有為法 如夢幻泡影
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一切有為法 如夢幻泡影 一切有為法 如夢幻泡影
一切有為法 如夢幻泡影 一切有為法 如夢幻泡影
部屋には穢れと墨の匂いとこの書が部屋全体に貼ってある。
「ウッ!」
「大石くんどうした当てられたか?」
「はい、すみません。これは葬剣師対応レベルです。ちょっと濃過ぎです」
「下がって部屋の前で見張っていてくれ」
「了解です。ちょっと気を付けて下さい、穢れが渦巻いています」
「あぁ、了解だ」
はっきり見えないがコレはヤバい。
グッ”
何かが俺の腹をえぐっていった。
「雄介!」
「大丈夫です、気を付けて下さい移動しています!」
「あぁ、書の中を移動しているようだな」
ウッ”
「早雲さん!」
「大丈夫だ!」
書を移動している。感じるが見えないのはつらい。
感じる方は木霊を振って見るが空振りだ。
そもそも俺の術“断捨離”は威力はあるが発動
に時間が掛かるのが難点だ。
今は一般的な九時切りで対応する。
グウゥゥ!”
頭に攻撃を受け、思わず痛みてうずくまる。
ドロっとしたものが顔に流れる。
手を当てると赤く染まる。
どこかが切れたらしい。
穢れが身体に覆い被さり強い吐き気がする。
身体が動かない・・・
「雄介!」
語見さんが叫んだ。
(これはヤバい・・・)
フッっと、すみれの香りが漂う。
人が俺の横を人が通り過ぎパンっと柏手を打つ音がする。
「喝破!」
「視えた!」
語見さんは木霊で素早く空間に文字を書く。
「解!」
更に文字を書く。
「禊!」
部屋の奥で光っていた一切有為 如夢幻泡影の光が消えてゆく。
それとともに部屋の穢れも引いていった。
「雄介!大丈夫だった?」
「結か!ありがとうマジ助かった!」
部屋の奥にテーブルでうつ伏せになっている川上玄山さんがいた。
そのテーブルには一切有為 如夢幻泡影の文字があった。
素人の俺から見ても鬼気迫る書だ。
語見さんはその書をじっと見つめている。
「見事だ玄山・・・」
***********
止血と一応頭の検査で2日ほど入院になった。
病院のロビーに結と糸子さんが居る。
「ちょっと雄介聞いてよ!もうバカ当たりよ!」
俺の提案した照り焼き入れたたまごサンド、てりたまサンドがバカ売れらしい。
社員を雇って会社化し、沖縄は任せて公文書編纂室勤務になるそうだ。
「お母さんから呼ばれたのよ。何かヤバい感じになるから手伝ってって」
「この子色々とポテンシャル高いのよ。雄介くんお嫁さんにしてくれないかしら?」
「お母さん何言ってるのよ!お父さんの仇をきっちり取ってからよ!」
「あら?その後ならいいの?」
「ふふっ、まんざらでも無いわね!あっ聞いたわよ雄介のご両親もそうなんだってね一緒に頑張りましょう!」
「おう!それにしても喝破はすごいな!」
「祓も出来るのよ。木霊で増幅すればそこそこイケるわよ」
「おぉ!ところでそのバカ売れサンドイッチ俺も食べたいんだけど?」
「ふふふっ、片付いたら一緒に沖縄行きましょうね!色々案内してあげるわよ」
「あぁ、それは楽しみだな」
二見結が仲間になった。
何故か人見メモリアルの副社長だ・・・
糸子さんに外堀を埋められて居る気がする・・・
五彩の闇編終わりです




