表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/40

五彩の闇・4

室長と大塚くんが昼飯の片付けをしている。

芹澤くんは長テーブルにPCに乗せモニターに繋ぐ。

「室長解析終わりました」

「おう、写してくれ」

洗い物を終えた室長が、手を拭きながら適当な椅子に座る。


俺はお茶を入れ皆のテーブルに置いてから席に着く。

全員で36枚を重ね12枚にした画像を見る。

語見さんが指摘した部分にはポイントが付けてある。


室長のスマホの呼び出し音が鳴り、胸ポケットからスマホを取り出し耳につける。

「ああ、わかったすぐ行く」

スマホを切りポケットに入れ立ち上がった。

「悪いちょっと呼び出された、先に見ててくれ」

足早に部屋を出て行った。


「え〜っと、数字には見えないですよね?」

「ん〜違うなぁ・・・」

「何だかなぁ?」


「・・・あっ!」

「長内さんどうした?」

「これ、カタカナのイロハニホヘトじゃないですか?」


芹澤くんが最初から写していく。

「あぁ〜」

「見える!見える!」

「おぉーーー!」

「確かにそうかも!」

「ルとヲがあるからイロハニホヘトチリヌルヲまでかな?」


「で、それまた駅?」

「何線?」

電車大好きな大塚くんに聞く。

「皇居に周りの駅にアクセスしているのなんて、めっちゃいっぱいあります」


「九段下だと?」

「東京メトロ東西線と半蔵門線と都営地下鉄新宿線の3つです」

大塚くんが即答する。


「なんか違うよねぇー」

「さすがに今回は駅じゃあ無いような気がします」


『うーん・・・・・・・』


「あれ?じゃあ皇居そのものじゃないの?」

「皇居?」

「散歩に行ってるんでしよ?」  

「そうだね」


「皇居の門とか?」

「ああ!なるほど!」

「おおーー!」


「ではちょっと、東京駅の大手門から反時計回りで振り当てて見ますね」

皇居の地図をスクリーンショットし上からカナを貼っていく。


「えーっと、大手門がイで平川門がロで・・・」

「・・・あれ?」

「どうした?」

「ルとヌの門が無い・・・」

「ほんとだ門は9個で文字は11個か」

「あぁ、じゃあ門じゃないのかぁ・・・


『う〜ん・・・』


ガチャ


「おっ、どうした?」

ドアが開き室長が帰ってきた。皆が腕を組んでいるので、何かあったのかと心配顔だ。


イロハニホヘトと皇居の門の数を説明する。

「なるほど」

「門の数が9で文字が9で2つ余るんですよ」


「それは北の丸公園の田安門と清水門を入れてないからじゃ無いのか?九段下だと目の前の北の丸の2門が入る方が自然だからな」


『おぉ!!』


場所を特定してみる。

「マトリに連絡して周辺のカメラを確認してもらう。芹澤、説明するから一緒に行ってくれ」

「了解です」

室長と芹澤くんは部屋を出て行った。


それにしても川上さんは何処へ行ったんですかね。

「わからないんだよなぁ。自分で姿を消したのか拉致されてるのか・・・」

「でも部屋は荒らさた感じでは無いですよね?」

「とりあえずマトリの結果を待ってみるか」


今日はお開きで一旦保留となった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ