表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/40

白磁の皿・10

白磁の皿終わりです。

ちょっとしたらエンジェリックギフト始まります

「それで今回の件は?」

「奴らに拉致された安倍先生からのコンタクトだ」

「安倍先生ってあの?業界で有名な?」

「そう、安倍晴明の血筋の」

「行方不明じゃ無かったのか・・・」

「門扉夫妻が行方を追ってたんだよ」

「ちょっときな臭くなって話し合いの結果、糸子さんには降りてもらった」

「そう言う事か」

「この件、その前には大介(だいすけ)さんと瑠李(るり)さんが関わって居たんだよ」

「親父とお袋が!?」

まさかの話だった。


「犯人はわかって居るんですか!」

「たぶん執行部と呼ばれる奴らだと思う」

「何とも表情が無くて、のぺっとして気持ち悪い奴らですよ!」

宮本さんが嫌そうな顔をして呟いた。


(表情が無い?・・・そう言えば)

親父とお袋の葬儀は関東でも何十年ぶりの大雪に見舞われた。

寒くて礼服の上からダウンジャケットを着てたぐらいだ。

神主が到着して迎えに出た時に、このくそ寒いのにも関わらずやけに薄着な貧相な顔をした男が自販機の横に立っていた。

何故覚えて居るかと言うと、その男が15センチぐらいの白い羽をいじっていたからだ。


「そこの白とか言う奴だな」

「・・・しろ?」

「人見さん何か?」

「いや何でも無い。まぁ、そいつらが外国の手先になって、呪詛的テロ?を日本で起こしてるって事?」

「正解!」


「安倍先生は?」

「拉致されて先生長年の研究品の開発」

「それって何ですか?そもそもよくわからない先生でしたけど・・・」

木霊(こだま)システムと言うのを研究してたのよ」

直美さんが横で説明してくれる。

「そうそれ、一種の我々の浄化力の増幅器だな」

「それがあれば浄眼師も葬剣師並みに力が上がるのよ。我々葬剣師は更に上がるって訳よ」

「なるほど、魅力的な研究ですね」

「オカルトの分野が入ってるから難しいらしいわよ、安倍家で何代かかけて研究開発してるからね。安倍家のライフワークみたいなもんね」


「はぁ・・・なんか凄いですね。で、それが出来たのですか?」

「15センチぐらいの羽状らしい。プロト1の十拳剣は黒い羽、プロト2のアメノハハキリは灰色の羽、プロト3の布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)は白い羽らしい。吊るし人の執行部の奴らが持って居るらしい。

(白い羽!?、あれか!)


「ただ術者の”生気”を吸うという事だ。本当かどうかは不明だ」

「それがあれば祓いはかなり楽になったのですかね?」

「燃費の超悪い力の増幅器?だから、ウチではちょっとおすすめ出来ないな」

(生気を食われたら困るか…寿命が縮まるようなもんだからな)


「それであの箱だよ」

「はい?」

「周りが炭になったら内側に出ただろ?」

「あぁ、はい。あれは?」

「あの柄を先生のスマホにスキャンすれば、その図面が出るらしい」


「安倍先生は?」

「門扉にスマホを渡して、逃走中に自ら命を絶った。薬を打たれていて、自分が何をするか分からないのが怖かったみたいだな・・・残念だが」

「酷い話しですね」

「あぁ、胸くそ悪くなるな」


「門扉はいつも持っていたレターパックにスマホを入れてポストに投函し、その後事故に遭ったって訳だ。

「なるほど!レターパックとは盲点ですね」

「亀戸の資料復元班で解析中だ、そのあとは富士の両方の班で試作だな。しばらくかかるな」

研究開発は東京のデータ収集力の良さから、亀戸では解析や調査を行う事が多い。


霊峰富士山もありパワースポット満載の山梨と静岡の2拠点の復元班は主に試作・製造を担当してる。


警視庁公文書編纂室には我々図書室こと編纂班と、資料屋の民族資料調査班と、研究屋の資料復元班があると言う事だ。


それにしてもオソロ国、ロクな国じゃ無いな。

麻薬は自国で開発・製造し世界にまいて居るし。

吊るし人と組んで国家転覆狙って居るし。

思い上がったテロ国家には、ガツンと一撃を加えてやりたい。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ