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第84話 ウルオーガ戦

「まてよ、きび団子で懐かせれば!!」


「意味わかんない事言ってないで!どうするの!?」

「ごめん!取り巻きはツララで一掃!!」


「はいっ!【ツララ】!!」

アースウォールを回り込んでツララでオーガ達を蹴散らしていく。


その飛び出たヒマワリさんを狙ってウルオーガが走り込んできた。

魔法を打った直後のヒマワリさんがあたふたしてる

「ヒマワリさん!!こっちに来て!アースウォール!」イダテンでヒマワリさんの目の前まで走り、追加のアースウォールを生成する。


分厚さ30cm、横の幅5m程ある石壁が武器になるな。


「ヒマワリさん!グラスのナイフで壁の下に切れ目を!ミアちゃん、グラスはその後怪力で壁を前に倒して!!」


「オッケー」「わかった!」

壁の石が根本近くでボキッと折れる音を発してゆっくりと倒れていく。

「ミアちゃん!そっち側に逃げないようにサイドからウルウォーター行くよーーー!せーの!」


「「ウルウォーター!!」」

倒れてくる石を睨み横に飛ぼうとしていたウルオーガは水に行手を阻まれた。けれどあのウルオーガ!逃げようとしないぞ!


アースウォールの石壁が倒れていくその瞬間、ウルオーガの持つ金棒が一際光を放つ。


「スキルが来る!!」

「にげて!!プロテクトオール!鉄壁!!」

目の前にミアちゃんが走ってくる。


「無理だよ!鉄壁で耐えれない!!ミアちゃんも逃げて!ウィンドカッター!!」

「ツララ!!」

それぞれの持つ最適な魔法を叩き込んだつもりだったが、ウルオーガの攻撃はその瞬間あたりを光に変え、金棒がブゥンという音と共に一振りされた。


目を開けた時、当たったスキル全てが粉々に砕けて砂と化していたんだ。粉砕され石も氷も弾けて軽いものはサラサラと光りながら宙に浮いている。


唯一届いた僕のウィンドカッターはウルオーガの胸に斜めの傷を作り少し血が垂れる程度。


ただただ力の強い一振りがスキルとなりミアちゃんの壁に守られた僕らは

後ろに吹っ飛ぶミアちゃんを目で追ったあと、ウルオーガの咆哮を直近で聞く。


やばい!動けない!硬直スキルのハウルか!

あっと言う間に目の前に来たウルオーガは金棒を真上に振り上げ僕を脳天からかち割ろうとする!

スタンが終わり、ぶつかる寸前に魔法を放つ!


「ウィンド!!」自分に横薙ぎの風を当ててぶっ飛ばされさっきまでいた場所に金棒が打ち付けられた、

地面まで抉られた土埃が大きく舞う。


「怒ったぞー!!ウォーターアロー!!」

後ろから血だらけのミアちゃんの援護!水の矢が飛んでくる!!


また手が光りウォーターアローを金棒で潰そうと構えをとるウルオーガにイダテンで回り込んだグラスが怪力でアースウォールの破片の石を背中に投げてぶつける。


僕も!すぐさま地面を触り小石を掻き集めて

「【遠投】!!」

ウルオーガは思わず体を丸め守りの体制に入った。


直後ウォーターアローはウルオーガに直撃する!!!


「グォォーオーーーー!!!」今度は悲鳴のような雄叫びをあげ刺さった場所から血を吹き出ながら倒れる。

「ピスタ君!トドメ!!」


「オッケー!!ヒマワリさんも!!」

「ウィンドカッター!!」「ツララ!!」


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