第47話 七宝具の歴史
「で、だ。なんでピスタはそこに隠れたんだ?」
ブブト様の発言で全員の疑いの目が僕に向けられる。
「え、えーっとぉー。あっUFO!!」
「何だそのユーフォーって。」
ダメだそもそもUFOをみんな知らない。そしてなぜ僕が知っているのかも。
「ピスタさんは【Lのコンパス】を知っていた。と言う事で間違いありませんか?」
ラジルお嬢様鋭い!
「いえ、それは違います。ただ僕を指し示すんじゃないか?と言う予想と言うか心当たりというか。」
「ミアちゃんではなく??ミアちゃんも理由を知ってるの?」
「えっと、まぁピスタ君の妄想かと思ったけど案外当たってると言うか、ステータスの話です。」
おっとミアちゃん!ギリギリだぞ!バレちゃわないか!?
「Lのコンパス、まさかLUKにポイントを振ったとかか?!」
そこで全員が
「「いやいやいや、それはない!」」
となった。
「LUKは世界中で不要な役割であると七宝具が揃ったおよそ500年前から宣言されているし、泥を顔面にかぶる様な運が悪いピスタを見ていてもそれは考えづらい。」
そうなの?!世界の常識を初めて知ってしまった。その常識間違ってるけどね。
「七宝具は500年も前からあるんだ!!」ミアちゃんは別の所に食いつく。
アンタだぞ!泥をかけたのは!
「もっと前からあるぞ。勇者が集めたと宣言したのが約500年前だ。
しかしLから始まる何かのスキルか強化魔導兵の持つ何かか、、、スキルなら無数にあるらしいし特定や詮索出来んか。
しかし厄介だな、一体どんなヤバいスキルなんだ?
アルフ神聖国家と福音教どちらにも狙われてるなんて、いや、その2つに繋がりがあるとか?」
「それは現段階では何とも言えないですが、」
「でも対人戦にならなくて良かった。魔物と違ってあまり気持ちの良いものじゃないからな。」
「そうですね、皆様が無事でしたら何も言う事はありません。ただ国王様には貴族として報告したいものでして。」
げっ、国王に報告とかやばいわ。
「全力でにげようか。」
「いえ、辞めておきます。ピスタ君をこの国から手放す方がデメリットですしね?エンドゥ。」
「確かに、ピスタ様の強さは異常ですので、存在は隠しつつ、有事の際に友である選択を聡い王は望むでしょう。」
「助かります。」
みんな良い人で内緒にするのが少し申し訳ないんだけど、徹底してステータスについては秘匿するべきだな。
そうこうしているうちにだんだん夜明けが近づいて来た。
ブブト様が号令を出す。
「ま、俺たちゃピスタ達の味方だぜ、じゃあちょっと早いが全員起きたし、出立するか!」




