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第35話 ギルドに入る2人

「ミアちゃん、僕はヤバい魔法を手にしたかもしれない。」


「ふーん。明日からどうする?お金がかかるけど冒険者って仕事があるらしくって、それで、」


「いやいや!聞いてよ!」

ミアちゃん魔法マニアじゃないの!?今はスキルマニアなのか?


「ピスタくん。逆に聞いて。 まずは生活だよ。私たち子供が突然世に放たれて生き抜くにキツいと思うの。」


「まぁ、そうなんですけど。あ、鼻たれ坊主とかけた?」

「かけてない。というか魔法使えても死んだら意味ないじゃん。アホなこと言ってないで私たちで生きていける何かを見つけなきゃ。」


「確かに。」



翌日

宿屋を出てどんな街か辺りを歩き出す僕ら。


「おーお前達!」

「あ、ブブト様!昨日はご馳走様でした!」

ミアちゃんがこっそり僕に耳打ちをする。


「きっとブブトさんは白の黒なんかよりずっと強いわ。ご飯を食べさせてもらった手前何か対価を求められるはずよ。」

そうかなぁ??


「元気そうじゃねーか!無理だけはすんなよ。」

そう言いながら仲間と話しつつ離れていく最中、小さなポーチを落としていくブブト様。


「ダメっ!ピスタくん!騙されちゃ!」

そうなのか!?

まさかお金を拾わせて泥棒扱いしてハメられ、手下に入れるとか!?


いや、疑い過ぎじゃないか?素直に拾って返そうよ。すぐに拾い上げ、

「あ、すいません!コレ落としましたよ。」

するとブブト様は顎を動かし仲間を睨む。


仲間が苦笑いしながらこちらにポーチを押し返した。


「コレはね、ブブト様からのギルド登録費用のカンパだよ。小さい子供達はギルド登録して街の依頼をこなしながら生活力を養うんだ。君たちの話噂でもう聞いちゃったからさ、貰ってあげてよ。」



2人して腰を90度に折る。

「ブブト様!ありがとうございましたー!!」


その足でギルドを探して冒険者になった僕ら。

「疑ってごめんなさい。」

「いや、まじで良い人じゃん。ブブト様。」

一番下の階級Eランクからまずは自立を目指そうと思います。


はじめに受付の人にギルドの説明を受け僕らは2時間後講師の人が来る時間に初心者講習を受ける事になった。

早く行動をしたい盛りの10歳の僕らはどんな依頼があるのかを見にコルクボードへと向かって内容を記した紙を眺める。

「おっ!これなんかいいんじゃないミアちゃん。」

「カケッココケッコの討伐?見た事ないねこんな生き物。」

「でも魔物じゃないみたいだし。Eランクって書いてるよ!」

「あ。ホントだ、私達でも行けそうね!」


Eランクのカケッココケッコと言う名前の食用の鳥の討伐依頼がコルクボードに貼り付けてあったから早速手にして、ギルド職員のお姉さんの所に持って行くとに気まずい顔をされる。


「あなた達今ギルドに登録した所だから、討伐系はEランクでもやめといた方が、、、こう言う採取系の例えば癒し草を集めるとかの方が良いんじゃないかしら?」

そういって癒し草って草の絵が描かれた紙を渡された。


「それもそうだね。」

「言われた通りにしよ!」

ミアちゃんも素直でよろしい。

「ちなみにお姉さん。カケッココケッコが現れたら討伐しても良いの?」


「えっ?あははは!カケッココケッコは罠を張って捕まえるから大変だし簡単に追いかけて捕まえる事はできないと思うわ。まずは罠を買わなきゃ!

もし捕まえられたら頭を切って逆さに吊るして血抜きして持ってくると買取金額が弾んでいいわよ。」


「そっかーありがとう!」

「じゃあ癒し草集めに行きましょう!」ミアちゃん自立に向けて頑張ってるね。僕も頑張らなきゃ。

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