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第34話 属性魔法

貰ったお金でたらふく食べた後、宿に泊まりたいとおばちゃんの店員さんに言うと頭から足先まで一瞥され、あからさまに疑われる。

「あ、えーっと、あんたら親は?」


「あの・・・おととい、亡くなりました。」

「私も。」


「は?え?マジで言ってるの?2人は兄妹?ほんとに2人だけなの?」


「いや、近所の知り合いっていうか、友達です。村が襲われてこの街に逃げてこられたのも偶然で、」

本当の話を神妙な顔つきで話すと


店員さんは

「・・・そっか。辛いこと言わせちゃってごめんね。

セントの街に入る時誰か保証人になってくれた?」


「保証人?ってなに?」とミアちゃん。


「オッケーオッケー!わかったわ今日はうちに泊まりなさい!」


僕らはタオルを渡された水場に案内されたけど、おばちゃん店員的には子供同士で水浴びしなさいって意味だったみたいで、男女の区別は無かった。


それに対してミアちゃんは

「とけるってまだ人に使ったこと無いんだよねー。覚悟があればどうぞ覗いて下さい。」

って真顔で言うもんだから水浴びが終わるまで投げられた服を洗って待っていた。


ミアちゃんの服をウォーターで血や泥を洗い落としてアブソーブウォーターで乾燥まで施した僕は偉いと思う。


ミアちゃんの水浴びの後、交代して木樽から水をカップで汲んで頭にかける直前良いことを思いつく。


木樽に手を突っ込んで

「ファイア!」

そうだよ温めれば良いじゃんか!

「ん?燃えないな。・・・じゃあ、スパファイア!」


「んんーなんか、水中では燃えないからそもそも魔法が発生しないのか・・・全然あったまらないぞ。」


壁越しにミアちゃんが

「ピスタくーん服ありがとー先に部屋に行っとくよー。」

「はーい。」

その後色々試したが熱湯が出せる魔法は見つけられなかった。


前世の記憶ではたぶん魔法は無かったからなぁ。

アブソーブで熱は奪えるけど熱を与える事は無理みたい。


水の中で火をつけるのは流石に無理かー、相性が悪いや。。。。。

!!

「あ、相性?!白の黒もそんなこと言ってたな。」


それこそが相性の気付きだった。


すっぽんぽんのまま石を拾って地面に描く


火と水は正反対。

光と闇は正反対。

セイグリットファイアは何のフュージョンなんだろう?

「ステータス!」

あ、セイグリットって魔法も覚えてた。

ヒール+ピュリファイでセイグリット

つまり光神の加護と清浄化で出来上がった魔法が聖浄化のセイグリットって事か。


そのセイグリット+ウルファイアでセイグリットファイアか。

光と火は相性が良いのかな?

しかし闇神の加護の【アブソーブ】には助けられたなぁ。

ここで僕の覚えていない土属性を嗜むとどんなフュージョンが起こるんだろう?


よしっ!残り2ポイントのうち1ポイント使って土属性を取得しよう!!

「えっと土属性を取得!ポチッとね!

あわわわ、あっという間に土神の加護までLUKのおかげ上がっちゃったよ!これで僕も全属性持ちだぜ!ってあれ?」


ステータスに幾つかのフュージョンが成功したアナウンスが流れ、検索画面にnewの文字。

取得可能な見ることのできるスキル達が名を連ねていたがここで初めて見る魔法を目にする。


「風属性?」










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