第13話 やるぞ魔物狩り!
【血の祈り】
僕ら兄弟とミアちゃんの3人がそう呼んでるあの日から何日か経った。
あの日僕らは徹底的に洗脳されない為の工夫を考え、実行したんだけど、
まさか1つ目の対策で上手いくとは思ってなかった。
「焚き火の薪にピュリファイをかけておいて正解だったね。」
「煙も洗脳防止に役立ったみたいだな。
しかしクレリーの奴が素直に俺と手を繋げば痛い思いしなくて済んだのにな。」
「ううん、それを言うなら私がワガママ言わずにクレリー君と手を繋いでいればそんな事には。」
「とにかく、今は誰が悪いとかじゃなくて兄ちゃんもクレリーも無事だったんだから次の対策をしなきゃ!」
「それもそうね。でも、2人ともこれだけは言わせて、ありがとう!!」
「ミアがそう言ってくれるとやられた甲斐があったな、あはは!」
「兄ちゃん!もう、すぐ楽観的に考えるんだから!」
「まぁINT(知力)に振ってないからバカなんだろうな!」
「その事なんだけど、兄ちゃんは僕とひと月違いだからもうすぐ誕生日でしょ?スキルポイントであのスキルを取ってよ。」
ミアちゃんは目を丸くして僕に質問する。
「何のスキルなの??」
僕ら兄弟は顔を見合わせてニヤけながら
「「DP交換!」」と言った。、
「DP交換?何それ?」
「たぶんドロップ品をポイントに変えるんじゃ無いかと思う。」
「思う??」
「ミアちゃんのお父さんのメモにさ、ステータスでは説明がつかない、みたいな事書いてあったよね?」
「うん。あったな。」
「兄ちゃんは感じたかわからないけど、白の黒5号は見かけ子供じゃ無かった??
僕にはめちゃくちゃ動きが早くて目で追えなかった。
恐らく強化ポイントをSPDに振ってる。
一方で、兄ちゃん程のVITの人間の手を貫通出来る力を持っていた。
これは恐らくPOWに振ってる。
かつ司教様は教会のお偉いさんだ。あまりとって欲しがらないINTも強化してるって予想したら、あの年齢であの強さは違和感が出てくる。」
「そうか!年齢だけのステータスポイントでは説明がつかない。そう言うこと?!メモに通じてるわ!」
「そう。逆に考えると
魔物を倒したりする以外に、DP交換か何か他のスキルで効率よくポイントを得られる術があるんじゃ無いかな?」
「そうなんだ、カシュウ君はどうやってそのスキルが出て来たの?」
ミアちゃん、いい所つくね!
「フフフフフ、ミアちゃん、君も共犯だ!」
僕らは懇切丁寧にキーボードの使い方から検索画面の方法をミアちゃんに伝えた。
そして僕らは魔物のドロップを求めて朝早くから薪の調達と嘘を付き、3人で村の外の森に出かけけるようになりました。
「やるぞ!魔物狩り!」
「「おーー!!」」




