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【改稿版】最強最悪の魔女に転生してしまったので巻きで呪いを回収いたします  作者: マダム良子
第二部 賢者と砦のドノヴァッテン魔法王国編

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おいおい、おネズミさまは

どうしちゃったんだよ。

ずいぶん困ってそうだったね。

でもおネズミさまは今、牢屋だろ?

あっちはしばらくほっといても大丈夫だろう。

諸君、それより

脳筋英雄と哀れな隻腕の勇者、そして

へっぽこ魔女の方へ

話を戻してみようじゃないか。


どれどれ・・・

あれ、魔女、一人なの?


「う〜ん・・・」

星見の塔横の研究棟、地下坑道東南東、

血脈零番 第弐列にラースがいるはずだー、と

アルファイは言った。


の、だが。

ー、案の定。


「え、っとぉ〜

 なんて言ってたっけ〜。

 ゲームの時はさ〜

 勝手に飛ばされたから

 場所の名前なんか覚えてなくても

 行けたんだけどな〜。

 飛ばしてくれないかな〜。

 地下の坑道の〜、東北東?あれ

 東だったっけ、西は、塔だから違うし〜、

 血脈零番、はわかってる。

 あんな厨二っぽい(名前の)場所は

 あのゲームじゃそこだけだった。

 でも何列だったっけ。う〜ん・・・

 行ったら大声で呼べば良いじゃん。

 ラースも気付くよ、きっと。

 そもそも、その場所が

 私がゲームで行ったところと

 同じっていう保証もないし〜。

 そうだ、そうしよ〜っと。」 


思い出せないことは、無理しない。

諦めるのは秒。

ケ・セラセラ(なんとかなれ〜)魔女クオリティ。


だが諸君らが

へっぽこ魔女に翻弄されるのは胸が痛む。

簡単に時を追って説明するから

各自理解求む。


魔女は現在、東塔は溶解室の手前

比較的敵が来ない(安(全)置(帯))通用口のひとつに

行き着いたばかりだ。

「これ使え」

と言って、オーゲルは床に玉を放った。

「あ!それ、“導きの玄関(ポータル)だ”!」

床に落ちた玉は割れながら螺旋を描き

転移魔法を展開した。

「知ってんだな、なら行け、ほら」

「は、はいっ!でも

 て、敵が出てきたりあのっ

 見回りしてる騎士とかに会ったらどうしよう」

オーゲルいわく

「今は緊急事態だから

 見回りは来ねえよ。来てもお前魔女だろ。

 一人でなんとかしろよ」

という雑な激励をいただき

転移した先、(ゲームで)見知った目印を見つけた。

「え、ここ・・・東塔が目の前?」

眼前、赤いレンガ造りの塔がそびえ立っていた。


途中、何名かの赤騎士を見かけたが

彼らが東塔の横を通り過ぎただけで

その後戻ってくることがないことを

魔女は知っていた。

なぜなら

「王城付近で、不審者が出現だそうだ!」

「(・・・え、それオーゲルさんじゃない?)」

「交戦中らしいぞ!!」

「(うわ〜・・・絶対暴れてるよ)」

魔女は塔に繋がる通用口に隠れながら

彼らの会話をじ〜っと聞いていたのだ。

「不審者の情報は!!」

その張り詰めた声に混じって

別の騎士の声が聞こえた。

「オーゲル様だろ」

「転送は!」

「オーゲル様ならさせねえだろうな」

「駄目だ!座標だけ送られてきた!」

「オーゲル様は走ってこいって言うもんな」

「魔女の出現も確認中だ!

 何やらあやしげな魔法を使うらしい!」

「あ〜、そういうのオーゲル様好きだよ」

「現在ローリ上級騎士の指示のもと

 すべての魔法転送展開は禁止中だ!

 総員、走れ!!!」

「ほらな、オーゲル様の言うとおりじゃねえか。

 どうせ走らされるんだよ、俺ら。」

なんたるオーゲルの信頼感。

だいたいオーゲルのせい。

走っていく赤騎士らの足音が聞こえなくなる頃

肩掛けかばんをゴソゴソしつつ、1人脳内作戦会議だ。


「(あー、本当に1人だぁ〜。

  めちゃくちゃ心細い。

  プレイヤーの時は平気だったのに

  リアルだと八割増しで心細いんですけど)」

頭にはすでにマップも、敵もその配置も掌握済みで

必要アイテムの場所も覚えてる。

「(ええと・・・

  第一物質プリマ・マテリアルは〜

  塔、最上階の石鉄箱の中、と)」

確認のための大学ノートは出さない。

よし、行こう。すぐ行こう!そう、思うが

なにせ足取りが重い。

一人だと、こうも踏ん切りがつかないものか。


「はぁ〜・・・まじか〜。

 ほんっと〜ぉに1人だぁ〜

 やだなぁ〜。」


通用口に天井は無く、見上げれば霧一面。

天高くそびえる塔は途中で見えなくなっている。

「そう言えば、王国コッチに来て

 初めて1人っきりなんだ・・・」

心細さは、魔女の五感を鋭敏にした。

座り込んだ石畳の地面もちゃんと冷たい。

塔の間を抜けていく霧も

塔内から時折聞こえる何かを引きずる音も

ちゃんと、聞こえる。

「(あの音は溶解室からだな。

  ゲームの時と同じ音。)」

空へ向けて広げた手のひらには傷が見える。

「(まだ何もしてないのに

  怪我しちゃったな。あー

  小書庫から落ちた時のやつだ。)」


手のひらの傷を見ながら

魔女はボケーっとしてる。

「(ちょっとだけ休憩して気持ち切り替えよ)」

肩掛けかばんから、水筒を出した。

蓋を開ければ立ち上る甘い香りが湯気に乗る。

湯気は漂う霧の中に溶けていった。

空の霧は時々薄くなってはすぐ濃くなる。

ふと目を落とした。

肩掛けかばんの中から

はみ出ていたリボンを見つけた。


金の糸で編まれたような繊細な、リボン。

所々光を吸収すると、リボンは白く見えた。

「(アルファイさん、大丈夫かな〜・・・)」


水筒を地面に置いて、リボンを手に取る。

巻き直しつつ

さっき別れたアルファイとオーゲルを思う。

「(オーゲルさんいるし、大丈夫、だよね。

  英雄だし。強いしさ。

  私なんかと一緒より安心かも。

  ふふっ、驚いてたな、アルファイさん。)」

巻いたリボンが手のひらで、少しゆるんだ。






「早く行こうぜ〜」

オーゲルは動きたくてうずうず。

魔女に

“おめえの説明じゃわかんねえよ”と

言いたいこと言ったから、次行きたい。

展開早いのは助かるが、落ち着こうぜ英雄。

「だ、駄目ですって!

 まだ何も作戦会議してないじゃないですか!」


魔女は手にしていた黒炎の鎌を

アルファイに見せた。

アルファイはいつもと違うその鎌を見て

かろうじて真顔で言う。

「何だ、これは・・・」

「お、プレゼントか?」

真顔のアルファイの肩越し

鎌が知ってる鎌じゃないのを見て

オーゲルはニヤニヤしている。


「プレゼントじゃないです、鎌の正装です。」

魔女のキリッとした表情に

アルファイは黒炎の鎌を見て

「 ー 」

ため息もつけないほどだ。


以前の方がいいかと言われれば

それは生命の危険もあるほどのものだから

そもそも持つべきじゃないと思う。

では今の方がいいかと言われれば

それはもう別の意味で

持つべきじゃないと思う。


「(こいつ・・・)」

アルファイはやっぱり魔女が嫌いだ。

差し出された鎌を見る。


黒炎の鎌には

デカデカと金色のリボンが蝶々結びされていた。


「えへへ、かわいいでしょ?」

“かわいい”?

「頭痛がしてきた」

アルファイの目は虚だ。

黒炎の鎌はリボンを揺らしながら

相変わらず黒くまがまがしい炎を立てていた。

光と相まって光の粒となっている。


なんでそんなことしちゃうのかな、魔女。


「ふふっ。アルファイさんと相性はいいと思います。

 この武器は、アルファイさんの言うこと聞きます。」

魔女は鎌を見て微笑む。

「は?(リボンついてるだけだろ)」

聞き直した。

「なんだって?言うことを聞く?

 なんのことだ」

「あー、説明してなかったですね。

 お仕置きでこの鎌を預かってたとき

 話してたんですよ。」

「?ー これと?」

「はい」

アルファイは困惑の表情を浮かべる。

「鎌と話をした?」

自分で口に出しておきながら

その意味がわからない。

魔女は先ほど言いかけたことを思い出した。


「この鎌はえぇーっと

 呪い鎌でしたっけ。

 そんなこと言っていたと思うんですけど

 呪いじゃないんですよ?」

「そんなはずはない、現に命をほふると ー」

「アルファイさんはそう、聞いているんですよね?」

「ー ?」

ますますわからない。


オーゲルは鎌に顔を近づけ、アルファイを見る。

「俺もこの目で見るまでは、

 信じちゃいなかったが・・・そうか。

 この鎌は、呪い鎌じゃないみたいだぞ?」

「は?」

魔女は嬉しそうに鎌を持ち上げた。

「へへへ〜、そうなんですよ!

 これ、呪いっていうか

 痛いとか苦しいっていうのを

 吸い取るんです。

 掃除機みたいにブォ〜ッって。」

言うに事欠いて、掃除機・・・

「?(掃除機?)」

鎌なんですけど。

「魔女、それはちょっと違う。

 持つ者の意識に合わせるんだ。

 (こいつ)は ー。」

オーゲルのもう少し上手な言い回しに

「あ、そうかも〜。

 最初はとっつきにくくって〜、

 イライラしてて〜

 見た目が今はアレですけど〜、

 この子仲良くなると

 持つ人の気持ちに合わせてくれるんですよ。」

アルファイはギョッとする。

「(“この子”?!気持ちに合わせる?)

  な、なに?」

「だから〜、天邪鬼ツンデレなんですよ。

 ふふ。

 あ、この黒いドクロみたいなのは

 今までのを浄化中ですから〜、

 ちょっとしばらくはこんな感じです。

 けど、そのうちなくなると思いますよ。」

新事実。

鎌はツンデレで浄化中。

「?????(浄化?)」

アルファイは理解しようと努めている。

魔女のよくわからない説明で

なんとか自分を納得させようとしている。

だが、理屈がわからない。


「魔女、天邪鬼ツンデレとはなんだ?」

オーゲルは別方面に興味が行ったらしい。

「?あぁ、それはですね〜、

 最初は当たりがツンツンして

 塩対応で厳しいんですけど、

 好意をもった特定の人には

 めっちゃデレてくるって意味です。」

「この鎌が?」

オーゲルは鎌を覗き込むが

相変わらず黒炎の中から

おぞましい数のドクロが

憤怒、苦悶の雄叫びを上げてのぼっていき

光に混ざると、

そう、まるで蒸発するように消えるのだ。

「(ツンデレ・・・?これが?)」

オーゲルは顔を傾げてしまう。


時折、黒炎からドクロが飛び出そうとするが

その度に魔女が

「コラっ!っめっ!」

と言うと、しばし留まりその後大人しく戻るのだ。



魔女は鎌を両手で丁寧に持ち、

アルファイに差し出した。

「この鎌は、元々 ー 

 誰かを傷つけるものでも無いし

 命を取るとか、壊すものでもなかった。

 使い方を間違えば、どんなものも

 本当の役割は、なくなるんです。」

「使い方?」

アルファイは差し出された鎌を見て、躊躇した。

頷く魔女は鎌を撫でる。


「呪い鎌なんて、不名誉な名前つけられて

 ほんっっと不本意だったと思いますよ。

 ー だから、すねちゃったんです。」

イタズラな目でアルファイを見て微笑んだ。


「でもアルファイさんなら、きっとこの鎌を

 正しく使えると思います。

 この鎌は、不思議な鎌です。

 お話したらきっと、

 アルファイさんも大好きになります。」

鎌をグイッと差し出した。

アルファイは震える手を少しばかり上げ

またふとよぎった。

「(私は今、片手しかないんだぞ。

 今、また命を ー)」

「大丈夫です、アルファイさん。

 もう、怖がらなくていいんですよ」


意を決し、差し出した手に乗る黒炎の鎌 ー。

アルファイは鎌から、流れる力を感じた。

『・・・』

「?(なんだ?ー 何か)」

魔女はハッとして、笑顔で言う。


「あ!アルファイさん、

 その子に名前、あるんです〜!」

「名だと?」


この時、アルファイの心は確実に警鐘を鳴らした。

その不安に似た警告を口に出せば

まだ救われたかもしれないが

いや、言うまい。


そんな 余裕はなかった、と。


魔女は鎌を手にしたアルファイに満面の笑みだ。


「“ ()()()()()() ” です〜!」


です〜、です〜ぅ・・・

アルファイの頭の中をエコーで響く。


アルファイの幸運のなさと言ったらもう

何かの代償を払わされている。

(ネズミ)を探して三千里

より強い魔力を得るために命を食われ

女神ディアナとの戦いでフルボッコにされ

核はまだないし

魔法も未だ使えないし

呪い返しのせいで片腕はもうないし

ディオに殴られて奥歯もないし

装備やアイテムはほぼだまし取り

勇者だと魔女に告げられて

気付けば英雄(罪人(仮)))と逃亡劇を開始して


挙げ句の果てには ー

武器に 名前をつけられた。

(命名、鎌ってちゃん )

名付け、魔女       


オーゲルは壁に手をついて笑いをこらえている。

大きな体が微振動して、

次第に明確な振動になる頃には

()に“()()()()”、というどうしようもない親父でも

言い難いダジャレネームにとうとう


「うぐっ!ひっ、ひっでぇ!!

 ひーっっぃひっひっひっ〜!

 センスねえ〜〜っっ」

とうとう笑い出した。ツボった。


「え?おかしいですか〜?

 可愛くないですか〜?」

「な、なんでそんなっっぐ、なまっえっ」

「え〜、だって、

 ()()って欲しいって甘えてくるから。」

「っブフォアっっっっ!!!

 “鎌だけに構って”ってか?!

 おいっま、ゔふっ!ひでえ!〜〜っ」

響き渡るのはオーゲルの笑い声だ。

アルファイは鎌を持ったまま、

名前を心でつぶやいてみる。

「(鎌、鎌って、ちゃん?、

  かm・・・

  ・・・やっぱりバカにしてるのか?)」

「ひぃ〜、ひっでえもんだな、魔女

 お前、この鎌のこと知ってんだろ?」

「まぁ、なんとなく?」


涙目の目尻を手の甲でこすって、

大きく息を吐いた。

「あ〜、笑ったわ〜。

 魔女、作戦は」

「はっはい!!えっと

 オーゲルさんとアルファイさんは

 北門に“薬壺の欠片”を

 取りに行ってください。

 私は、東塔へ行って“第一物質(プリマ・マテリアル)

 取ってきます!

 それで、そのあとは西塔の星見のー

 なんかその辺で集合です!」

 

オーゲルは大きな柏手を打つ。


「わかった。

 アムラン、“鎌ってちゃん”を引っ提げて

 初陣だぞ。ー 準備はいいか」

「は、はい」

英雄が言うと、緊張感が増す。


「あっっ!待って、アルファイさん。

 こ、これをっ ぅわっ」

ローブにつんのめった。

どちんっ

「だっっ」

膝をぶつけた。

鎌ってちゃんを持つアルファイは

魔女を抱きとめなかった。

まだちょっと嫌いだし

色々、なんかムカつくから。

「おいおい、大丈夫かよ。」

オーゲルに起き上がらせられる。

「ありがとうございます〜」

「なんだ」

アルファイが魔女に向くと


「あ、あの〜

 喉、渇きません?」

おずおずと水筒を差し出す。

「は?」

アルファイに向けたのに

「お、ちょうどよかった。

 喉渇いてたんだよ!」

オーゲル、一気飲み。


「(ちっ違うっっ!英雄っ

  オメーじゃねえって!!

  アルファイさんに飲んで欲しいんだよ!!

  アルファイさんじゃなきゃ駄目なのに!

  っていうか全部飲むの?!)」

と言う、魔女の心の声が聞こえたのか

アルファイは、

「ミルクティーを」

手を出してきやがった。やった!

カモだぜ!間接接吻(チュウ)ゲットか!?


「はっはいっ!」

魔女は肩掛けかばんをゴソゴソ。

水筒を出し、ご丁寧にも蓋を開け ー

アルファイに手渡そうとした。

「わっ」「おっ」

オーゲルの水筒を持つ逞しい上腕二頭筋と

魔女の持つ水筒が衝突だ。


英雄の筋肉に負けた水筒は奇跡的に跳ねて

「あ」「お」「」

魔女に、ベシャっっと顔射。

・・・ミルクティーが。


「ぐえっ鼻に入ったっいたっ」

なぜ器用にも鼻に入るのかは謎だが

幸いなのは、ミルクティーは

温かい方ではなく、冷たかったことだろうか。

「(鈍臭いやつだな)」

オーゲルもアルファイも思ったが

濡れた魔女に、アルファイは

「何か拭くものを ー」

魔女宅の庭で掴んだ洗濯物を思い出す。

「魔女、これを使え」

アルファイがポケットから取り出した

くしゃくしゃの洗濯物を受け取った魔女は

広げ、拭こうとした、が


「あ、ー」

びろ〜ん。

見覚えのある、その白い洗濯物が

「!!!なっ?!」

「!」

フリフリフリルの()()()()()であることを知る。


「(かっ隠して干してたのに!

  どっどうしてアルファイさんが

  持ってるの?!)」

「(なっっ!?は?

  よく確認しないでポケットに

  入れておいただけなのに!)」


オーゲル、もう、腹よじれて死にそう。

「ブワハハハハハハっっっ!!!」


アルファイルス・ヴォン・アムラン。

十七歳。

色恋沙汰とは遠い人生を送ってまいりました。

ただ、生真面目に

ただ、ひたむきに

生きてきただけなのに

風に舞う洗濯物をつかんだら

すぐ出発だっていうから

返すこともできないまま

ポケットに入れておいただけなんだ。

フリフリなのは、ハンカチだと思ったんだ。

嘘じゃない。

ヘプリッチョ(犬)に誓っていい。

魔女のおぱんちゅだったってだけで

なんかもう、一生、()()()()って

呼ばれそう。本人は絶望勇者。


「・・・(なんで そうなる)」

という、心からのツッコミを 

口にすることなく

アルファイは見事な卒倒をした。



ゲラゲラと笑うオーゲルの声だけが

アルファイの薄れゆく意識にしっかりと刻まれた。







オーゲル情報:盛り上がってきやがったな!

       お前の趣味じゃねえよな?

       それ、お前履くの?


アルファイ情報:魔女なんか大嫌いだ。


ラース情報:魔女はハンカチ派じゃない。

      タオル派だぞ。


ゾイ情報:魔女さま、下着見つかったかな?

     洗濯物になかったから心配。









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