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ヤンデレのキミ  作者: かき氷・シラー
高校生編
28/66

寝起き

パシャパシャ━━━。


何かの音が聞こえる。


パシャパシャ━━━


シャッター音?

俺はその音に釣られて意識を戻していく。

目を開けると目の前にはカメラを構えた花織がいた。

俺の寝顔を撮ってた?


俺は起き上がろうとして、起き上がれなかった。

手が動かない。

流石に変だとすぐに目が覚めた。


「あ、おはよう」


「花織⋯⋯俺どうなってるの?」


「え?ああ、すぐに解くからじっとしててね」


花織はそう言ってすぐに俺の左右の手に嵌められている手錠を外した。

外された腕をさすりながら体を起こす。


花織の部屋のベットに寝かされていた。なんで手錠をしていたのかはわからないがなにかしていたことだけは分かる。


「俺が寝てる間になにしてたの?」


「寝顔撮ってただけです、手錠はごめんなさい、颯馬先輩寝相悪いんですもん、取りたくてもすぐ動くから止めちゃいました」


花織がそう言ったのでそうなんだろう。

確かに俺が寝相悪いのは事実だし、朝起きたら逆さまになってたりベットから落ちてドア付近に寝てたりしたこともある。


服が多少乱れているが寝相のせいで乱れたんだろう。


寝起きだからかまだ体に多少だるさが残るが俺は起きて花織の対面に座った。

お菓子が出ていたのでそれを頂き、少しして帰ることにした。


というか俺が寝て2時間も経っている。花織には申し訳ないことをしたと思う。

今度なにか埋め合わせをしよう。



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