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転生者とバグでない異世界人の物語  作者: @000-ooo


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84/118

84.クララの英才教育その後

スキル授けの儀式も終わったことだし、クララに空間魔法を教えることにした。


 まず、結界魔法から。

「まず、結界魔法を教える。これは、魔力で板のようなものを作ると考えればいい」

そう言って俺の前に板状の結界を出す。

「普通は透明だが色を付けることもできる」

そう言って色を付けて見せる。

「触ってみるか」

「うん」

「すごい、固いんだ。手で押しても押せない」

「これが結界だ。やってみろ」

するとクララはすぐにできた。

「さすが俺の娘だ、簡単に結界が張れるようになったな。後はこれを平面だけでなく、体の周りにも出せるように練習するんだ」

これは1週間ほど練習して、瞬時に張れるようになった。


 次に収納魔法。魔法はイメージということで、クララに目の前のボールを収納して、そして出してみた。

「よくわかんない」

「これはボールが別の箱に入ったと思えばいいのだよ」

「別の箱」

「そう頭の中に箱があって、そこに入ったと思えばいいのだ」

ずいぶん唸っていたが、

「できた」

と言ったときにはボールは消えていた。

「頭の中の箱にはなんか書いてないか」

「ボール1個と、書いてある」

「それが収納魔法、収納空間ボックスと言うのだよ。練習するとだんだん大きな物が入るようになるのだよ」

「わかった」

ということで収納魔法を習得。うちの娘天才。


 次に索敵、俺が索敵した時のイメージを3次元模型にした。

「このように、魔力を薄く広げて放出すると、跳ね返ってくる魔力からそこに物があるかどうかわかる。これを繰り返していくとこのように物の形が分かるようになる。そうするとこの模型のようなものが頭の中に出来てくる。これが索敵だ」

 それを聞いていたレンが

「索敵って、そういうふうにするんだ。できた。頭の中で物の形が分かる。でも色はつかないのね」

「色はつかないし、音も聞こえない」

「クララが練習しているのにお母ちゃんずるい」

「ごめん」

どうもレーダーがないこの世界の人間には、索敵はイメージしにくいようだ。

 結局クララが索敵を使えるようになるのには、さらに1か月ほどかかった。


 次に転移、

「転移というのは、違う場所に一瞬で移動すること。今、部屋の向こうに転移してみるから」

そう言って転移してみる。

「すごい、あっという間に行けるんだ」

俺は手に持った紙を見せて

「ここが今いる場所、そしてここが行きたい場所、実際にはこんなに離れているけど、例えばこの紙を折って重ねると、今いる場所と行きたい場所が重なるだろう。すると、一瞬で動けるようになる」

すると、今度もレンが

「お母ちゃんも一緒にしてみる」

と言ってやりだした。

「今度はお母ちゃんに負けない」

と言って親子でやりだした、これもできるようになるには、しばらく時間がかかった。そして、レンができるようになるとクララはすぐにできるようになった。

「これはすごく魔力を使うから、最初は近い距離で練習するように。そのうち遠くへも行けるようになるから」


 これで、クララへの空間魔法の教授は終わり。レンも索敵と転移ができるようになったのは思わぬ誤算であった。


 生活魔法と土魔法それに空間魔法ができるようになったので、魔獣討伐でレベル上げをすることにした。俺はクララを連れて森に転移した。

 そして最初はスライム、これを倒させた。次にホーンラビット、角があるので危険なので土魔法で拘束してとどめだけさせてみた。

 魔獣を倒すとレベルが上がって魔法の威力が増す。それから魔力を開放して魔物を気絶させる。これはレンの方がうまいので、レンも一緒に来て見本を見せてもらった。そうしたらクララが

「すごい、こんな簡単に魔物を倒せるんだ、剣や土魔法でとどめを刺すには、魔物に近づかなくちゃいけないので、怖かったけど、これなら簡単だ」

 えらく気に入ったようだ。そのうち、魔力開放で簡単に魔物を倒すようになった。あとは練習のみ。

「将来は大魔法士」

親ばかなハルトとレンであった。


 このようにしてレベルを上げた結果、能力がすごいことになったので、少し隠蔽をかけた。


〇名前:クララ・ネイメー、ネイメー伯爵家長女

〇年齢:5歳

〇種族:ヒューマン

〇所属:アムスム王国、ネイメー伯爵領、領都ネイメー

〇職業:貴族

〇状態:平常

〇レベル:7

〇HP生命力:50/50

〇MP魔力量:200/200(100,000/100,000)

〇SPスタミナ量:40/40

〇筋力:40

〇体力:40

〇敏捷:50

〇知力:100(200)

〇器用度:200(500)

〇スキル: 生活魔法、土魔法(生活魔法、土魔法、空間魔法)

〇装備:なし

*()がある場合は実際の数値は()の中の数値で、ハルト以外は見ることができない。

となった。


 レベルが上がり、魔力量が増えたことで、生活魔法の威力が増した。もう普通の魔法と遜色がない。もちろん無詠唱である。

 クララには魔力を抑えることや手加減をすることも教えた。また、知力と器用度が上がったことにより、勉強の能力も上がり家庭教師の先生にも、

「急に成績が伸びた」

と言われた。

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