183.難民襲来
題名にサブタイトル入れました。
ep.101 表紙作ってみました。(本文とは関係ないです。)
は修正しました。
リチ王国が亡ぶと、大量の難民がマエズラ王国にきた。この知らせを受けて、俺はレンとともにNO.21に転移した。領軍についてもバルトカイに兵士3000人を連れてくように命じた。現地の代官によると現在来ているだけで約2万人とのこと。今後も増えるだろうとのこと。
この避難民をNO.21に受け入れると、市内の治安が不安である。もし敵のスパイでも混ざっていようものなら破壊工作をされる。そこで、NO21.から南に新たな植民都市を建設することにした。マエズラ族に「どのあたりまでお前たちの領地だったのか」と聞くと「森のある所まで」と言う。なんともあいまいな答えである。
そうこうしていたら、リチ王国の王女だという少女が3人現れた。鑑定をかけると間違いなく王女である。ただし、元と言う言葉が付く。もうリチ王国は滅んでいるのである。
3人は俺の前に来ると
「私はリチ王国の第1王女アイヤ、現在リチ王国は東の王国と見られる軍団に攻められて窮地に落ちいっております。どうかご助力を願いしたい。私にできることなら何でもします」
これに対して、俺は
「冷たいようだが、もうリチ王国は滅んでいる。王都リチも焼け落ちて灰燼に帰したと報告を受けている。今後の対応については今後検討したい」
すると元王女は
「滅んだというのは誠ですか」
「本当だ。難民が大挙して押し寄せるので、部下に国境を越えて魔道馬車で見に行かせた。
すると、燃え上がる王都リチが見えたそうだ。
そしてそこから難民が大挙して押し寄せているとのこと。
追撃して来る東の王国の兵は追加で出した魔道馬車の部隊が撃退したと聞いている」
これを聞いた3人の元王女は泣き崩れた。
しばらくして元第1王女が
「我々の民を救ってくれたことに感謝します。それで、我々リチ国の国民を受け入れてくれるのですか」
これに対して俺は
「ここに住むのであれば、マエズラ族を受け入れた時と同じ条件を受け入れる必要がある。まず、マエズラ国の法を守ること。次に元住んでいた土地を俺に献上すること。これができないなら、俺はお前たちをこのマエズラ国に受け入れることはできない」
これを聞いて、元第1王女は他の2人の王女と協議して
「わかりました。ここマエズラ王国の法を守ります。また、ここに避難してくる元リチ王国の民にも法を守らせます。それから、元リチ王国の領土はマエズラ王国に献上します」
これを聞いて、俺はレンに
「これでいいよな。条件はマエズラ族を受け入れた時と同じだし。東の王国とは今後戦うことになると思うけど」
と言うとレンは
「追加で条件があります」
と言い出した。俺はあわてて
「え、ダメなのか。他に言うことあった?」
と聞くとレンは
「重大な問題があります」
と言い出した。そして、おもむろにわざとゆっくり一言一言かみしめるように
「旦那様を絶対に誘惑しないこと。これが絶対条件です。旦那様に色目を使ったりしたら、民は受け入れても貴方達3人は追放します」
これを聞いた元王女3人は気が抜けたような顔をした。
そして
「我々を受け入れてくれて感謝します。ハルト様は絶対に誘惑しません」
と言った。
その後、俺とレンと現地の代官それに3人の元王女で協議した。
難民の中にスパイが混ざっている可能性があるので、NO.21には入れない。
俺がここから30kmぐらいの距離で新たな植民都市を建設するので、そこに避難民を収容する。都市の人口規模はこれまでの植民都市と同様約1万人とする。
都市の防衛はマエズラ族の予備役を召集して当たらせる。
今本国から3000人の兵を呼び寄せているので、追加の兵が到着次第、東の王国への戦闘を開始する。東の王国の戦闘終了後、王都リチの復興を図る。
計画はこのようになった。
その後、俺は30kmごとに新たな植民都市を建設していった。そして7個の新たな植民都市を建設し、それをつなぐ街道を整備した。名前は面倒なのでNO.22からNO.28とした。そして避難民をそこに収容した。この地域の警備は奴隷にした元東の王国の軽騎兵にさせた。
そうこうしているうちにバルトカイが3000人の兵士と魔道馬車300台を連れてきた。




