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信長様と行く戦国時代  作者: 焼ミートスパ
第4章 織田大和守家消滅編
72/84

67 熊、正気に戻る

「じゃあそういうことで!」


片手をあげて挨拶しつつ笑顔でその場を立ち去った





なんか信康様が変な顔をしていたような気がするが気のせいだよな?


おれは他人の清州城しろで傍若無人な振る舞いをする気はないぞ?


それくらいの常識はある





いやね那古野城を出発する時に信長様から


「いいか、問題を起こすなよ?」


両肩をガシッと掴まれた上、顔を覗き込んでお願いされたんだ




一瞬、『これは問題を起こせ』って振りだよな、と思ったおれは悪くない


悪いのは約500年後のお笑い芸人だ





まあ冗談はさておいて、おれだってそれくらいは判っている





だって(今までは存在すら知らなかった織田家の主人の)斯波家を(部下であるはずの)織田本家が乗っとっていたらしいのだ@信長談


挙句に斯波家当主を殺して下剋上をかましたんだとか


・・・戦国時代の武士って殴ればなんとかなると思っている脳筋ばかりらしい




意外にも信長様は本家みうちの悪行に怒っていたのはあれかね


ヤンキーが猫を可愛がると好感度上がるって奴?


狙っていると思ったね





まあそんな訳で真面目に働くことにした


これが本当の


はたらくさいぼう




ところが意外にも最初っから喧嘩を売られた


主に食事関係で






こちとら農民


食べ物に文句を言ったらバチが当たると考える人間だ


食べられればそれだけで幸せを感じるというやつだ





たとえ粟や稗であっても


具なし味なし味噌汁であっても


我慢した




え?これぽっち?!と意外に量が少なくても1日は我慢した


でも2日目、3日目も量が少なかった





信長様の戒めはフラグだと思った


やっちゃ駄目というのはやってイイってやつだよね?


おれの頭の中ではいつの間にか信長様の言葉が改変されていた




だからやっちゃいました


料理人ドン!


斯波家家臣ドン!


とってもいい気持ちだった




最後に料理人の家族もまとめて『ドンドンドン!』としようとしたら信康じょうしからクレームが来た


そこで正気に戻った




・・・やりすぎちゃったみたいだよ、どうしよう

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