人ならざるものになった君
あいつ誰だよ(お前が言うな!)
「ねぇ、君ってさ、
『沙優』さんですよね?」
僕は振り返り、
僕は圧倒的憎悪を露わにし
「あ゛?」
その男は笑いながら
「おっと、
別に確かめたかっただけですよ」
と言って殺気を消した。
その男は顔を変えて言う。
「君はさ、『時空管理局』と言うのを知ってますか?」
僕は何を言ってるんだ?
と言う顔をしていると、
その男は続けて言う。
「僕はこの不思議な時空を見たから
あなたを呼び止めたんです」
意味がわからなかった。
確かに過去に戻ったのはわかったけど、なんで『不思議』なんだろう。
僕はわからなかった。
「あなたの時空には少し歪んだ『呪い』
があるからね」
僕は
「呪い?」
と頭を傾けたが、
その男は言葉を続ける
「あなたのその時空は、
『愛』のような執着心がある」
僕はその言葉を聞いた時、
頭の中には、
何かが脈打つ音が聞こえた気がした
途端、その場で吐いてしまった。
「あらら、記憶過多かな?」
その男は続けて言う。
「あなたのお姉さんは、
警察に改造され、死刑囚の能力、
「過去の傷を巻き戻す能力」
これをお姉さんの遺伝子に入れた。
あなたの身体中に傷つけられている
古傷があるあなたにとって一番の
『天敵』
になるでしょうね」
僕は喜代姉が?と思っていると
「あぁ、そうでしたね、
『あの子』
との記憶は消えてるんでしたね、
すいません」
こいつ誰だよ(だからお前が言うな!)




