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ヒーローごっこをしていただけなのに、気付いたらカルト教祖になっていました。  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中


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86+++++話 センエース教の拡大。


 86+++++話 センエース教の拡大。


・ISAを中心に、世界規模の安全保障ネットワークが形成される。

・センエースが提示した未来情報により、複数の国際紛争が未然に回避される。

・世界の主要国家の意思決定に、センエースが直接関与するようになる。

・センエースは、事実上、世界の安全保障構造の中心人物となる。

 ※さらに、ISA(カルゲや星桜主導)の巧妙な認知誘導により、事情をよく知らない民衆の間では、『田中家全体の功績』が『センエースという神の手腕によって成された単独の奇跡』として再解釈されるようになる。なお、この認知誘導に関して、カルゲたちが直接的に介入する必要はなかった。電力市場アナリストがトウシのことを『未来知識を持つ二歳児』だと誤認していたように、自然発生的な『必然的誤認』を意図的に放置したに過ぎない。放置された誤認は、時間の経過とともに連鎖的に拡散し、結果として集団全体の認識が段階的に再構成されていった。


「神子センエースは、万象を見通し、すべてを正しき結末へ導く、絶対なる御方」

「神の御手によらぬ奇跡など、この世には一つとして存在しない。その叡智は完全にして無欠」

「戦も災厄も、すべてはあの御方が未然に退けておられるのだ」

「我らが今、生きていられるのは、ただただ、祖神センエースの御慈悲のゆえ」

「疑う余地などない。センエース大明神こそ、全知にして全能、全てを包み込む光」


 この頃には、すでに『世界の大部分を掌握した』と言っても過言ではない地位を手に入れていた。

 もはや『センエースの名を知らない者はいない』というほど世界的認知度が高まり、各国でセンエースは『神の子(最高位神が子供の姿で顕現した、という意味)』として崇められるようになる。

 当然のように、センエースを信仰対象とする大規模宗教が膨れ上がる。


「だからぁあああ! 俺じゃなくて、凄いのは田中家!! 俺は、『イスえも~ん、ジャイアンをSATUGAIして~』って言いながら泣きついただけ!! え? なんでその程度のことが理解できないの? バカなの? 死ぬの? マジでどういうこと?!」


・センエースの要請によりISAが『形だけの情報統制』を試みるが、当然抑えきれない(抑える気がないので当然。さながら、『サボるのだけやたら巧妙なサラリーマンの営業』みたいなもの。要所だけは確実に押さえ、会議・報告・ログといった『評価されるポイント』だけを過不足なく満たしつつ、実際のところは車の中で寝ているばかり)


・センエースを信仰する波は際限なく大きくなっていく。もはや、ISAが本気で抑え込もうとしても不可能な勢いで。


・人の心は止まらない。


 ――『人間』とは、『貪欲に神を求める生き物』だから。



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イスえも~んが聖書の一節になりそう
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