101話 なぞなぞ。
101話 なぞなぞ。
※ざっくりとした、3垓年の流れまとめ。
・隠し要素フル活用で爆速レベルアップを果たした結果、異世界大戦、バグ戦、バーチャ戦、アポロギス戦で、かなり余裕をもって勝利を果たす。
・『原初の世界』でのあれこれを見越して、徹底的にあらゆる要素を磨く。
・疑似ゼノリカを結成するのも忘れない。まとめ役として『偽トウシ(センの分身に、幻影の魔法をかけてトウシに見えるようにした)』を据える。センはあくまでも影に潜む。
※かつてのルートでは『100回目の転生』で、最重要世界である『原初の世界』に転生することができた……のだが、記憶チートありの今回は、なんと、原初の世界に転生することができなかった。なぜか何をしても、原初の世界に到達することができない。
「おい! 運営!! バグってんぞ!! 原初の世界に行けないんですけどぉ! 修正アプデはよ!!」
・原因は結局分からなかった。
・途方にくれるセン。
・どうしたものかと悩んでいる中、『とある隠し要素(100回目に転生した世界で見つけた隠しアイテム)』を使うことで、自身の呪いである『無限転生』を殺すことには成功した。センはただちに第一アルファへと転移し、トウシに相談しようとする。
そこで気づく。
「……あれ? 俺が普通の中学生になってる?」
本来のルートでは、
・センが原初の世界に転生。
・原初の『禁域』で特殊なガーディアンと戦ったさいに『無限転生』を奪われる。
・その結果、自由に異世界転移することが可能となる(無限転生を所持していると異世界転移が自由にできなくなる。不老不死になれない、など色々なデメリットがある)。
・懐かしの第一アルファに戻ると、なぜか『センエースが異世界転生する1年前に時間がまき戻っていた』という謎現象に遭遇する。
――このような流れがあった。
当時のセンは『理由はよくわからんが、第一アルファの時間の流れは特殊なのだろう』……と勝手に解釈していたが、
「これは……どうやら、『俺が育った第一アルファ』とは、『完全に別の世界』っぽいか?」
センは、2周目の世界線において、
はからずも、第一アルファの救世主となっており、
学歴的には『幼小中高全飛び級ハバ卒』となっている。
『センエースが普通の中学生をやっている』というのは、明確に異常。
明らかに世界線が……『世界』が異なる。
「じゃあ、俺が育った第一アルファはどこにいったんだ? 別に戻りたいとも思っちゃいないが……理解不能な状況を放置したくはないねぇ」
・謎がどんどん増えていく。アホのセンは、『自分の頭では解析できない』と断定し、この第一アルファの『田中・イス・トウシ』に相談する。
「で?! どういうこと?」
「で?! って言われても、知らんよ」
・などと戯言をほざいていたが、トウシは最終的に、
「もしかしたら、おどれは、『異銀河』の第一アルファ出身なんかもしれんなぁ……」
という結論をだした。
『世界』は無数に存在する。
たくさんの世界を星にみたて、それらを内包している巨大なメモリ領域を『銀河』と呼ぶ。
――『銀河』もまた無数に存在する。
異世界に転生・転移することは比較的容易だが、『異銀河』に移動するのはかなり難しい。
『舞い散る閃光コスモゾーン・センエース』へと進化して以降も、センが自力で異銀河に転移したことはなかった。
※トウシの説をかみ砕いて解説。
まず、世界にa銀河とb銀河があると仮定します。
銀河は無数にありますが、分かりやすくするために二つだけで考えます。
これはトウシ案の仮説ですが、
センエースは「b銀河の第一アルファ」で産まれて、
そこから転生する際に「a銀河」にわたり、以降は「a銀河」で転生やループを繰り返したのではないか……
みたいな感じですね。
ややこしい……
本来、銀河をわたることは難しい。
けど、センエースは最初に産まれた第一アルファから転生する際に、
異銀河に転生したのではないか……という論説が今のところ有力ですが、
それが本当なのかどうかも分からない……
という段階……
ややこしさの二乗( ;∀;)




