前へ目次 次へ PR 8/11 第八話 車懸りの陣 上杉謙信が率いる上杉軍は、 川中島にて「車懸りの陣」を展開した。 前列の兵が突撃し、 ぶつかる寸前で左右へ分かれる。 その直後、 後方で待機していた新たな兵が前へ出る事で、 途切れることのない猛攻を可能としていた。 まるで巨大な波が、 何度も押し寄せるような攻撃。 疲弊する暇すら与えない連続攻撃は、 武田軍を大きく苦しめた。 上杉謙信は、 この機動力と突破力を活かし、 武田本陣へ一直線に突撃したと言われている。 川中島の戦いを代表する、 上杉軍最強の戦術の一つである。