第五十三話
すみません...次話投稿でしてなかったです..
明日からは気をつけます!
シグルドは考えていた。
ロイ相手にどう戦うかと。
(うーむ、どうしたものかね。『緑眼』は使いたくねぇし、奴隷でロイと戦えるやつなんていねぇし、自力じゃあの剣には厳しそうだし、どうしたもんかね...)
「シーグールードー、はやくきなよー」
「ちょっとまて。今考えてる」
「えー、早くしてよ。君と戦うの楽しみにしてたんだから。早くしないと......そこに隠れてるレイナさんを殺すよ?」
ロイはそういって門の方をみた。
「はぁ、レイナ。もういい。やっぱ気づかれてるわ。出てこい」
そしてレイナが出てきた。
「やあ。久しぶりだね。レイナさん。少し見ない間に随分と腕を上げたね」
「......本当にロイさんですか?」
「あぁ。もちろん。見ての通りだよ」
「あなたは私の知ってるロイさんではありません。なにがあったのですか?」
「......僕にはねやるべきことがあるんだよ。そして僕とシグルドの道が再び交わる事はない。それだけは言えるね」
「...そうですか」
レイナは寂しげな表情を浮かべる。
「さてと、おしゃべりはこのくらいにして、シグルド。早く来なよ。本当にレイナさんを殺すよ?」
「...ったく。しゃーねーな。行くぞ!ロイ!」
シグルドはロイに向かって走り出した。
「ちょっと待ってください!」
二人の間にネフタスが割って入った。
「ロイさん。五分だけ時間をください」
「どうしてだい?」
「そうすれば、シグルドさんは今より強くなります」
「...いいよ」
「ありがとうございます。シグルドさん。ちょっとこちらへ」
ネフタスはシグルドの手を引き、ロイから少し離れた。
「おい。こんな時に一体なんだ?」
「...シグルドさん。遅くなりましたが、僕の正体を教えます」
「...それは今、必要なことなんだな?」
「はい」
ネフタスは真剣な表情で言った。
「分かった。話せ」
「では、まず僕の本当の名前から言います。僕の本当の名前はクサナギです」
「...クサナギってまさか、お前...」
「はい。僕は"秘刀・クサナギ"の化身です。僕は神様に願い、この姿になりました。元の姿に戻るにはもう一度願うしかありません」
「だったら願えばいいじゃないか」
「そうです。ですけど、戻ったら二度とこの姿にはなれないのです。神様とはそういう契約をしました」
「.....そうか」
「シグルドさん。僕の目を見てください」
シグルドはネフタスーーークサナギの目を真っ直ぐに見つめた。
「...いい目です。決めました。僕はあなたに仕えます」
「...いいのか?」
「はい。もう決めたことですから」
クサナギはにこっと笑い
「神様ー!契約を破棄します!元の姿に戻してください!」
クサナギは天にそう叫んだ。
すると、クサナギは光に包まれた。




