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無敗の門番  作者: 魃
第三章~組織~
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第四十一話

翌朝、ロイはリオンの所に向かった。

「どうした?こんな朝早くに。いつもならまだ寝てる時間だろ」

「まぁね、ところで僕と戦わない?」

「は?」

「え?」

しばらくの沈黙。

そして、リオンは口を開き

「どういうことだ?突然そんなことを言われても意味がまったくわからないんだが..」

「いやー、さ。君が強いのはなんとなくわかるんだよ。その強さが本物かどうか確かめたいだけなんだよね。だめかな?」

「そういうことか、いいだろう。ついてこい」

リオンはアジトの外へと向かった。

「ねぇ、アジトの訓練場じゃだめなのかい?」

「...あのな、俺はともかく、お前の力だったら訓練場が全壊するだろう。そこら辺を考えてくれ」

「そんなこと言われてもねー、サンドリアの訓練場は壊れなかったよ?」

「...本気じゃなかったろ?」

リオンの問いにロイは笑ってみせた。





その場所はアジトから、1kmほど離れた荒野だった。

「ここなら大丈夫だろう。周りにはなにもない」

「そうだね。ここならある程度の力を出しても大丈夫そうだね。じゃあ始めようか」

ロイはダインズレフを構えた。

リオンは爪を装備した。

「へぇ、それが君の武器なんだね。なかなかいい武器使ってるじゃないか」

「あぁ、こいつはな『魔爪・地獄竜ティアマット』って言ってな、お前のダインズレフと力は同等なはずだ」

「へぇ、ダイン。同等だってさ」

『...あいつの言ってることは本当だ。だが、使う者の力が関わってくる。その力で言えばお前の方が圧倒的に上だと思うが』

ダインズレフは思ったことをそのまま言った。

「彼は強いと思うよ。力の差なんて実際に戦わないと分からないよ」

『ふん、やらなくても分かることもある』

ダインズレフは不満そうに言った。

「じゃあ、準備はいいね?」

「あぁ、いつでもこい」

リオンも構えた。

「『不死鳥剣フェニックスソード』」

ロイが魔法を唱えると、ロイは白く輝く炎に包まれた。

「いくよ」

ロイは飛翔した。







「おいおい、飛べるなんて聞いてないぞ」

「そりゃ言ってないもんね」

そしてロイはリオンに突進した。

リオンはバックステップで回避して、

「『魔爪撃』!」

リオンは黒いオーラに包まれた爪で攻撃した。

「よっと」

ロイは一回転してそのままダインズレフで弾いた。

「ちっ、さすがに当たらねぇか」

リオンは受け身をとり、ダメージを逃れた。

「あはは、楽しいや」

ロイは再び飛翔した。

「君は楽しいかい?僕はとても楽しい!」

「あぁ、楽しいっちゃ、楽しいな」

「そう、じゃ、別の力を見せるよ」

そう言うとロイは地におりた。

そして魔法を解き

「『風精霊剣シルフソード』」

ロイが魔法を唱えると、周囲の風の流れが変化した。

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