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無敗の門番  作者: 魃
第三章~組織~
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第三十六話

「シオン、だっけ?彼、おもしろいね」

「...あれだけ無視しておいてよく言うな」

「リオンだって便乗でしょ?次はちゃんと相手してあげようかと思ってるんだけど」

そう言うとロイは軽く微笑んだ。

「そうか、もう一度くればいいが」

「そうだね。彼、心が折れたんじゃないかな。いやー、悪いことしたなー 」

ロイはまだ微笑んでいる。

「...お前、完璧に楽しんでたろ?」

「いやいや、そんなことないよ。本当に」

ロイはまだ微笑んでいる。

「...まぁいい。次はそうだな...」

「あ、僕行きたいところがあるんだ」

「ん?どこだ?」

「あぁ、アジトの中じゃないんだけどいいかな?」

「まぁ、しばらくは何もないから問題ない」

「そう、パイヤンにちょっと用事がね」

「ほう、パイヤンか。実は俺もお前を連れていこうと思っていた」

リオンの言葉にロイは驚いた。

「へぇ、君が僕を連れてどこに行くっていうんだい?」

ロイの言葉にリオンは答えない。

「言いたくないのかい?」

「.....ついてくればわかる」

「そう。ならいいや。僕の用事は後回しでいいよ」

「...おそらくお前の用事は」らなくなる可能性がある

「...興味深い話だな。じゃあ、どうする?今からいくかい?」

「いや、色々と準備がある。出発は来週になりそうだ」「」わかったよ。それまでゆっくりさせてもらうよ

そう言うとロイは歩き始めた。

「あ、僕の部屋ってどこ?それだけ教えてほしいな」

「あ、あぁ。こっちだ」

そして二人は歩き始めた。




数日後



ロイは研究室に呼ばれていた。

「やっほー♪ロイっち♪」

「メルンさん、なにか用ですか?」

メルンのハイテンションな挨拶にロイは普通に返した。

「実はね、ロイっちに見てもらいたいものがあるんだ」

メルンは急に真面目な声で言った。

「これを」

メルンは水晶をみせた。

「これは?」

「試作品の人工石像ゴーレムがみた映像。この子、しってるんだよね?」

そこにはシグルドが映っていた。

「...シグルド、一体これは...」

それはシグルドが人工石像と戦った時の映像。

シグルドが緑色の気に覆われた。

「...僕の知ってるシグルドじゃないね」

シグルドは一瞬で視界から消え、そこで映像が終わった。

「この子は一体何者だい?試作品とはいえ、私が造った人工石像ゴーレムが一瞬でやられた。私はとても信じられない。この子は人間かい?」

メルンは真剣な表情でロイに聞いた。

「...たぶん人間だと思うよ。信じられないかもしれないけどさ。彼の行動にはいつも驚かされる」

ロイは微笑みながら答えた。

「じゃあ、僕はこれで」

ロイは一礼した。

「うん♪ありがとうね♪また今度よろしく頼むよ♪」

最後にはメルンの口調も戻っていた。

ロイは研究室を後にした。





(シグルド、あの強さ反則じゃないかな?でも、僕は負けないよ)

ロイはそう思いながら廊下を歩いていると、

「おい!そこのお前!」

シオンがロイの前に立ちふさがった。

「あー、シオンか。どうしたんだい?」

「どうしたじゃねぇよ!よくも今まで無視してくれたな!俺と勝負しやがれ!」

シオンはそういい放った。

「ふふ」

「なにがおかしい!」

ロイは笑いながら片手で顔を覆い隠した。

「僕、今すごく機嫌がいいんだけど、どうする?君の命、保証できないよ?」

ロイは手を離しシオンと目を合わせた。

「なにを...っ!?」

ロイから殺気が溢れていた。

シオンは殺気を感じとり思った。自分とは次元がちがうことを。

「は、はん!今日はやめといてやるよ」

そう言い残し、シオンは去っていった。

「なーんだ、つまんないの」

ロイも自分の部屋に向かった。

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